山岸凉子 part348
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↑上記を3行にわたってコピペ(スレ立て時に1行消費されるので見えてるのは2行で問題なし)
◆2021年10月4日より電子書籍化開始。関係各サイトより順次タイトル配信中。
2021年10月モーニング掲載「ドラゴンメイド」
2018年6月ビッグコミック掲載「時計草」
2014年春にスピカ掲載「死神」前後編
2013-14年末年始モーニング掲載「艮(うしとら)」
以上は今のところ単行本にはなっていません。
◆2021年10月4日より電子書籍化解禁。関係各サイトより順次タイトル配信開始予定。
◆楠勝平コレクション ――山岸凉子と読む ちくま文庫
◆レベレーション(啓示)全6巻 講談社
◆山岸凉子スペシャルセレクション全16巻(完結)潮出版社
◆日出処の天子<完全版>全7巻(完結)
◆アラベスク<完全版>全4巻(完結)
◆テレプシコーラ全10巻(第1部完結)
◆テレプシコーラ<第2部>全5巻(完結)
メディアファクトリー
以上は好評発売中です。
前スレ
山岸凉子 part346
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/gcomic/1654842376/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured
山岸凉子 part347
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/gcomic/1665411161/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured 久々に青青読んだらシビがかっこよくて惚れたわ
しかしギシ漫画ごうかんネタ多くない?
野島伸司じゃないんだから ギシに限らず昔って強姦きっかけでストーリー展開するの多かった気がする 響子、刀自古、河上女、イヨ、奈落タルタロス妹
他にいたっけ? 性的虐待で父親からの...というパターンだと、夜叉御前の長女とか星の素白き花束の...の異母妹もだな カヤは喜んでたから虐待だと本人は思ってなさそう
周りからしたらとんでもないけどあの子にそれを分からせる事って出来なさそう >>417
性的虐待のトラウマへの防衛機制として、良いこと・素晴らしいことをされた、と思い込むんだよね
実は、性的に奔放な女性は幼い頃の性被害者であることが多い
自分の心を保つための反動形成だから、父親から最低な虐待を受けたという事実と向き合うのは精神崩壊のリスクが非常に高い
星の素白き花束の...のカヤは、リアタイ時は性的な淫靡さに嫌悪感があったけど
大人になってみると本当に可哀想な境遇の子供、と見方が180度変わった 夏夜は太って醜くなって見向きもされなくなったときにようやく自分の人生を生きられそう
あの食生活じゃ20超えたらもうやばそうだけど… メアリー・ベルもレイプ被害者だよね
海の鱗宮、バイドパイパーの被害女児もおそらく… わたつみの鱗の宮どんな話だっけ…タイトルは覚えてるし読んだこともあるはずなんだけど 子供のころに、お花の着いた帽子を取りに行かせた女の子が死体で見つかったことがあって、
自分の娘には男装させてる話 >>422
あーありがとう!
菜穂子ちゃん?だっけ昔可愛い女の子が誘拐されて…ってあれだね メアリーベル、パイドパイパー、夜叉午前は実在モデルありのインスパイアもの
わだつみの~はどうだったっけ 実父の性的虐待というと、狐女の聖子さんも最初はおそらく...
夏夜然り、グルーミングされて分別つかぬまま共犯になってしまったケース いちばん胸糞なのは母の死後に狂気の父親に育てられたとされ、近親○○がほのめかされてる
蛇比礼の虹子
8歳にして魔性の女で、蛇の化身みたいな全くのフィクションとしても読めるように描いてるけど
宗教団体にもいた父親に洗脳されていたら、こんなに悲惨なことはない
それと親が北海道の宗教系開拓地にいた人たちで早い性体験をしているって、某有名
女優が若い頃カミングアウトしていたことと同じ 虹子にだけは同情できないかも……男手当り次第じゃん恩あるおばさんの恋人まで
虹子はそうゆう魔性キャラで父親の被害者ではないかなと マリーベルはモデルがいる
モデルはもう刑務所から出て、結婚出産を経験しているらしい
もうかなりの年齢だよね てかこのスレ親のせい!って人多いよね
虹子も夏夜もああなったの父親のせい、響子がキェーなったのも父親のせい、あれもこれも親のせい
ギシが割と親の事描くけど親のせいでこうなった子供ってテーマで描いてるかな?
鬼子母神とか夜叉御前は親が良くないけど えー虹子8歳なのに本人のせいなの??それとも他のなにかだろうか
まあ私は虹子は人間じゃなく怪異派なんだけど
夏夜も親のせいじゃないかね…環境のせいってこと? >>431
ごめんなんか上二行無視して
親のせいといえば皇子が母の責任って言われるのが間人が少し可哀想に思ってしまう
母だからってそんな全部愛せるものだろうかと… 夜叉御前や夏夜は親ガチャ最悪としか言いようがないんだけど、天人唐草は自分の人生と向き合わない他責思考女性への警鐘がメッセージだよね
ある夜に...や朱雀門もそう 虹子や夏夜は父とやってなくても他と幼少からやってるだろうかし誰のせいでなく魔性の生き物でしょう
天人唐草とか負の暗示は自分と向き合わず成長出来なかった人の悪い末路だよね きれいな子は幼少から目立つから家庭環境がしっかり守ってやらないと食い物にされやすい
それが父親か近所の優しいお兄さんかの違い
容姿が美しいことはその子の罪、男を狂わせたお前が悪い、なのか?
...と書いてて空美ちゃんを思い出した 王子と馬屋古と虹子は生まれついての魔性って感じだけど夏夜は劣悪な環境のせいだと思う
しかし洋服着てる虹子のガッカリ感と言ったら… 元々本人に非はないけど色んなことが重なって道を逸れてしまったキャラとして
自分的に一番印象的だったのはキメイラの翔さんかな
過去に何があったのか全く描かれてないけど、おそらく幼少時から身内に嫌悪され
もしかしたら性的虐待もあったのかもと想像させる
不気味さと哀しさの入り混じった余韻の塩梅がすごく良く出来てると思う
もう40年前の作品なのね >>435
夜の道を死者達が自分の人生を振り返りながら淡々と歩いていく話
人の為に苦しい人生を送った者は花の上を歩き
自分の楽しみの為に人生を送った者は石の上を歩く それぞれ納得して歩く者もいれば 納得出来ない者もいる 死後にこそ至福の時があると期待していた者は納得できない
やがて皆平等に朝の光と共に空に消えていく 映画「ブルックリンでオペラを」
話はどっちかというと大島せんせ的なんだが
最後一名いろいろ押し付けられたあげく「キエーーー」というか本人はいいんだが観客はいたたまれない結末に至っててモヤモヤしたw
パンフレットのインタビュー読むと脚本も俳優も前向きなんだがやはり・・・・ >>440
見たけどすごくわかるわ
前向きな解釈もできそうにつくってるけどあなたのキエーはしっくりきた >>439
ありがとう、なんとなく読んだことがあるような気がします
ストーブの上に乗ったり、手首に赤いリボンが巻かれてる…というのと同じ話だったでしょうか? >>442
それは「化野(あだしの)の…」だね
「今度こそ今度こそ知ってる道に出るはず…」と念じながら
永遠に夜道をさまよい続ける話 夏夜は「パパのお酒をつけにしてもらうためなら何でもした」
「寒い夜でもパパにはお酒,あたしにはパパがいれば暖かかった」
「あたしをママの名前で呼ぶパパがとてもかわいい子供のように思えた」と言ってるから
極貧アル中の父親の面倒を見るために幼少期から身売り紛いのことをしてて
それを疑問に思わず,そのまま父親とも共依存関係にあったのかと思う
まあ父親が最低野郎なのは間違いない >>441
ありがとう。
なんでキェーを連想したのかアレなんだけど
ギシせんせの描く硬質美女系に似てるからかもしれない 近親相姦、人肉食、親殺し子殺しは人のタブーで恐怖を与えるモチーフとしてはかなり上位だと思う
ギシはその恐怖もテーマに盛り込んで怖がらせようと漫画を描いてると思うから親が悪い周りが悪い!だと漫画を作品として楽しめなくない? ギシはただ読者を怖がらせるというより、もっと人間の苦悩を掘り下げていると思う
そしてそこには環境の悲惨さも入ってる 青春ものって依頼したらキエーが出てきた編集さんの気持ちたるや
びっくりしたろうな でも天人唐草は編集部にも好評だったんだよね
つぎにスピンクスを描いたら、雑誌の対象年齢に合わないと依頼が来なくなった
スピンクスも名作だけど、小学生もよむ雑誌だもんね >>448
母の日特集でかわいそうなママを描いた萩尾望都さんと良い勝負だねw 懐かしい作品が話題になると読み返したいと思うが引っ越しの時全て処分してしまって悲しい
電子化された作品は全て買ったがまだまだ全然電子化が足りないよ
今一番読み返したいのはワイナリーの美人な若奥様の話 スピンクスでアースキンがスープを飲んだシーンで
箱の側面が開いてゆく描写は凄かった >>453
私もすごいと思ったけど、あの作品で以後少女コミックから依頼が来なくなるとは…
今みたいに女性漫画家が青年誌にいろいろ描いている状況なら、ギシももっと早く
青年誌に描いていたかもね 当時は今で言うオタク文化黎明で
漫画マニア誌がいっぱい出てたからそっちによく描かれてましたね
「メデュウサ」がマンガ奇想天外
「ある夜に・・・」がグレープフルーツ
「悪夢」がマンガ少年 ブロンクス先生、突然アースキンのもとに現れたみたいに見えたけど
最初は紙人形に見えていた時期がそれなりにあって少しずつ人間として認識されるようになってきたのかな >>454
プチコミックには割とコンスタントに恐怖もの描いていた
あやかしの館とか鬼来迎はプチコミ
プチコミックって創刊号?で山岸先生が表紙描かれて
「ゆうれい談」が再録されてた覚えがある 改めて山岸凉子は凄いし大好きだとスレの流れ読んでて思うわ ファッションとかは全く興味ないんだけど「着道楽」を見ると
ただでさえ「目的地にたどり着けないうちに日が暮れる」という夢を見る自分は
死んでからもずっとこんな「たどり着けない地獄」を味わうのが怖い 着道楽とかある夜に…とか時計草とか
死んだ自覚のない人がこの世とあの世の狭間から出られなくなる,って話を山岸はよく描くよね
夜の馬や艮みたいに悪人の場合もあるけど
特に悪事を犯したわけでもない人がいつの間にか無間地獄に落ちる展開がなんとも容赦なくて恐ろしい 着道楽の人が執着の余り成仏できないの、分かるわ
生きているうちにあの着物いっぱい着ておけば良かったのかしら
あの着物をとった人にも怪異が起きそう