でもそれをしなかっのは新ファン離れを抑えて釣っていたと言う事
商売だから当たり前とかのいう意見もありそうだが50巻全部壮大な釣りとして読ませられた一部の読者も確実にいるのは確かで(ここの新ファンを観てればわかる)
想像力あればそんなファンは二度と1巻から50巻まで読み返す事などもうしたくないだろうし売却ルートの人間も多数出現するはずだ
「この作者の漫画なんて二度と読まない」
と言う人も出るだろう
こんな可能性出すようなやり方する人間が果たして良いのか?
一部のファンは私が満足だからそんなもの知った事じゃねーみたいな書き方をしているがそんなファンを喜ばせるやり方で本当に良いのか?
しかも馬鹿の一つ覚えの運命戦で名人とクイーンを決定させてしまって実力とか技術面での優劣を明確に決定描写する事も逃げての完結だ
周防名人と詩暢をもこんなやり方では中途半端で可哀想だ
新に肩入れとか関係なく50巻も太一を引き立てる釣り役、太鼓持ち役に使われたキャラとしてどうするんだ
本当にしっかりとやるなら最後に付き合うことになったと聞かされた時柱にガッカリする態度を取る新の描写など全くいらないだろう
その1コマに作者の無意識なわだかまりがきちんと在るのがバレてしまっている
そう、このたった1コマの描写にえげつさが込められているんだよ
堂々と完結を自身で感極まって描き収めているならここは新は報告を聴いた時凛とした表情で「良かったな」と感動的な印象が伝わる熱意籠った筆致で描かれるはずだ
そこを柱にうなだれる描写で濁したんだよ
しっかり前もってこんな重要な選択描写を考えて構築していたらこんな1コマ絶対あり得ない
自分の創った長年御世話になったキャラを思いつく右往左往でここまできてこんな蔑ろにできるのか?
つまりどっちエンドとかじゃないんだよ
きちんと描けているかどうかだ大問題だ 
太一に決めるのなら最初からきちんとそう描けと
終わりだけそうなれば作品内容が全部輝いてくる、なんてことはないんだよ
言ってもわからない奴は永久にわからないだろうが