>>38
本人は時代に合わせて変えてるつもりだと思うよ
絵柄がコロコロ変わる これは竹宮恵子だという個性がない 表面だけ時代に合わせて真似る
同じ作品内でもキラキラ少女漫画キャラと巨人の星みたいな少年漫画キャラが混在したり

萩尾さんが萩尾さんらしい絵柄や世界観を確立している、雪の子や秋の旅、小夜の縫う浴衣、11月のギムナジウムなどを発表してた1971年の竹宮恵子の絵柄

1971.8 トゥ・リップル くん
https://i.imgur.com/zTvTydP.jpg

1971.8 ナイーダ (雪の子の後の作品)
https://i.imgur.com/p2AqHRx.jpg ドレスの女の子
この子が男子に変装「きみ、ジョンティくんとやら、当てるなら上手く当てな。当てるのが怖いわけじゃあるまい」
と分かりやすくカッコイイ〜ことを言う
→少年はナイーダを好きになっていく
https://i.imgur.com/cmVjJDy.jpg

星屑たちの夢 1971.12
当時こういうベタで影つける表現を誰かがやりだしたのか、早速オープンソースで取り入れたのかな?
 
https://i.imgur.com/TRNsOuP.jpg
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突然ホラー的な驚き方だけどここまで驚くシーンではないです 笑 違和感
https://i.imgur.com/BzMy4T3.jpg

ロベルティーノ  1972.3 (萩尾さんはこの頃すでにあそび玉発表。1972.3はポーの一族「すきとおった銀の髪」発表と同じ月)
読み切りなのに、冒頭と最後で絵が変わりすぎw
冒頭 https://i.imgur.com/ELL0Yan.jpg いかにも少年漫画
ラスト https://i.imgur.com/y1DMOhT.jpg 唐突な少女漫画ラスト

こんな感じで1971年〜1972年ごろは1作の中でも絵がコロコロ変わるし絵柄がとにかく定まらない
萩尾さんのパクリをやり出すようになってきて路線が落ち着いてきた感じ