◆「どうやってここの人たちを、酒を飲むことなく最後まで運転免許試験を受けさせられるの?」
――1995年、スコットランドの自動車教習所教官に対して。

◆「あなたたちのほとんどは海賊の子孫なんでしょう?」
――1994年、英領ケイマン諸島の住民への質問。

◆「それが戦争というものの一部だったんだ。私たちのころはカウンセラーなんていなくて、誰かが銃を撃つたびに『大丈夫ですか?何かとんでもない問題を抱えていませんか?』なんて聞いたりしなかった。進み続けるのみだった」
――1994年、第2次世界大戦)の「Dデー」50周年のドキュメンタリーで、ストレス・カウンセリングについてのコメントを求められて。フィリップ殿下は、元海軍将校。

◆「まだそんなに長く住んでないでしょう。だって太鼓腹になっていない」
――1993年、ハンガリーのブダペストで出会った英国人に対して。

◆「いいや結構だ。何か気持ちの悪い病気でももらったらどうする」
――オーストラリアで1992年、コアラをなでてくださいというリクエストに対して。

◆「あなたたちの国は、絶滅危惧種が売買される世界でも悪名高い国の一つですよ」
――1991年、タイで自然保護の賞を受け取った際の発言。

◆「ここに長くいると、みんな目が細くなってしまうよ」
――1986年、中国に滞在中の英国人学生たちに対して。

◆「4本の脚があるが机ではないもの、二つの翼で飛ぶが飛行機ではないもの、水の中を泳ぐが潜水艦ではないもの、それら全てを広東人は食べる」
――1986年、世界自然保護基金(WWF)の会合にて。

◆「あなたは女性というわけですよね?」
――1984年、ケニアで贈り物を渡した女性に対して。

◆「以前は皆もっと自由な時間が必要だと言っていた。今度は職がないと文句を言う」
――1981年、不景気のさなかの的外れな発言。

◆「イギリス人女性は料理ができない」
――1966年、ギリシャ生まれの殿下はフェタチーズとオリーブが恋しかったのかもしれない。

◆「これの開設を宣言します。これが何の施設であれ」
――1969年、カナダ訪問中のイベントで。

https://www.afpbb.com/articles/-/3181454?pid=20320022