元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(57)が12日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1・00)に出演し、インタビューでの失敗談を語った。

昨年12月に悪性リンパ腫で入院し、4月30日に退院した。「完全寛解になって仕事も戻ってきて」と近況を伝えた笠井アナ。
がんとの闘病で価値観も変化したといい、「買い物とかに関して、安いものから買っていたんだけど欲しい物から買うようになった。
いつまた大病するか分からないから欲しい物があったら買っちゃえって考えるようになっちゃったんだよね」と話した。

その後、局アナ時代に女優、小泉今日子(54)をインタビューした際のエピソードを披露した。笠井アナは小泉の初写真集を持つなどの「大ファン」。
フジテレビに入社して「10年くらい」経った時、番組で小泉にインタビューをする企画があり立候補、距離感を縮めようと「家にあったキョンキョングッズを全部持ってきて、キョンキョンに見せて一気に立場を近づけて盛り上がっていこう、という作戦をディレクターと立てた」という。

インタビュー当日、笠井アナは作戦実行。ファンであることを伝えた上で、「初写真集とか色々なものを見せて、これもこれもってやっていたらドン引きされて…。『えー』みたいな。『そうですか』みたいな」と、バツが悪そうに告白した。

笠井アナはインタビューを「マイナスからのスタートだった」と回想。「やっぱりね、ファンですみたいなものを我々みたいな職業はあまり出しすぎるとひかれるんだよね、プロでいたほうがいいの」と、自身に言い聞かせるように話していた。
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