日本のトキは2003年、「キン」が死んで絶滅。現在佐渡にいるのは中国から贈られたトキとその子孫です。
日本産と中国産のトキのDNAを調べた兵庫医科大学・山本義弘教授(分子遺伝学)によりますと、遺伝子の違いは0.065%。これは「個体差レベル」といわれ、日本人一人一人の遺伝子が少しずつ違うのと同じ程度です。