櫻井よしこは「アメリカでは2003年まで同性愛が違法だった州がある。
それを権利獲得のために当事者たちが運動を起こして勝ち取った。それは理解できる。
しかし日本はそもそもキリスト教的縛りがないので、
歴史的にもLGBTには寛容だった」
って言ってるののね。

しかし、もし本当にそうなら、なんで当事者たちはもっとカムアウトしないのかしら?
目に見えないところで差別や無理解を感じて恐怖心を抱きカムアウトできない例が殆ど。
確かに宗教的縛りがないぶん、欧米より逆に急速にLGBTへの理解が深まっていくポテンシャルはあると思うわよ。
しかし現状、差別は殆どありませんみたいな物言いそのものが、当事者たちを苦しめるってなんでこのおばさんたちはわからないのかしら?
わかろうとしないのかしら?

全てが政治的な意図をもった陰謀ということにしたいのかしら?
政治や思想は結構だけど、その前に本当に苦しんでいる当事者がいるってなんで理解しようともしないのかしら?

とっても残念よ。