かつては毎日のようにゲーセンに通い、シューティングは一生の友、
一生の趣味だと信じて疑わなかった私もあっさり別れを告げ何の未練もなく卒業し8年ほど経つ
今年の夏7,8年ぶりくらいにゲーセンでシューティングをプレイしたが
伊勢丹で裾上げしてもらってる間の時間つぶしの暇つぶしにタイトーでケツイを1プレイしただけ
二度と筐体の前に座ることは無いだろう

10年以上も前はシューティングとゲーセンは残り続けるものだと思っていた
私はゲーセンはレコード屋のような存在になると思っていた。
レコードなんて聞いてる人は見たこともないが、少し大きい町に行けばレコード屋は必ずある。
そこでは趣味でレコード屋を開き少数の客相手に商売が成り立っている。
STGとゲーセンもこのようになると思っていた。

しかしどうだ まともなゲーセンなんて今や秋葉と高田馬場にしか無くなった
それもそのはず、レコードはいつまでも新作が出るがSTGは出ないからだ。
こんなことに俺は気が付かなかった
ケイブが大復活以降ゴミシューしか出さなくなるとゲーセンに行く理由を大きく失い
急にゲーセンそのものの魅力が褪せてしまった
新作が定期的に出て、攻略するゲームが置いてあるということがどれほど大きいことなのか分かった
新作がゲーセンに活気をもたらし、人を呼び込んでいたことを知った
活気が無くなると急にゲーセンが寂れ、過去シューすらやる気もなくなった
シューティングの火が消えた時、我々シューターの命も失われてしまったのだ
もはや戦争は終わり、故郷に帰還し、自分のためのささやかな生活を送る時が来たのだった

もし未だにシューティングをしてる奴がいるとしたら、ジャングルで一人で戦争してる最後の日本兵と同じ
ただの異常者だなw