ユリウス「それは何かの冗談か?」
ジークベルト「冗談でこんな事言ったりしないさ、もう一度問う、ユリウス、君はフォレオを、私の弟を心から愛しているのかい?」
ユリウス「ふざけるな!フォレオが男だって?あんなに可愛い娘が男な訳がないだろ!!」
ジークベルト「……これは私とフォレオが小さい時、一緒に風呂に入っている時の物を父上が撮った写真だ、フォレオの股の所をよく見てみるといい」
ユリウス「……!!!??男にしかない物が…付いてる……」
ジークベルト「これで解っただろう、フォレオは正真正銘男だ、因みに本人は女の子として扱われる事にコンプレックスを持っている」
ユリウス「………」
ジークベルト「君とフォレオがどうするかは君達しだいだ、だが…出来ればフォレオを悲しませる事だけはしないでくれ、私からは以上だ、また機会があれば会おう」
ユリウス(…………僕は……どうしたらいいんだ…………)


ジークベルト「ふう…ん?」
リーフ「そこの君達!良かったら僕とデートでも…」
オフェリア「ちょっと!こっち来ないでよ!」
エポニーヌ「そーよそーよ!」
リーフ「そんな冷たい事言わないで…」
ジークベルト「ひれ伏すんだ!!」つ黒き血の大剣
リーフ「アッー!!コノヒトデナシー!!」
オフェリア「ジークベルト!助けてくれてありがとう!」
ジークベルト「例には及ばないよ」
エポニーヌ「ねえ、なんかちょっと浮かない顔してるけど、何かあったの?」
ジークベルト「ああ、ちょっとね…」
嫁二人「「?」」
ジークベルト(……どうかフォレオには幸せになってもらいたいものだが…不安だな…)