ニニギ命が日本(葦原中国)に降り立つことになりましたが、その道の途中に妙な神が居る。
そこでニニギが天の岩戸前で踊ったあのアメノウズメ神に「ちょっと聞いてきて」と命じた。
アメノウズメ神はその奇妙な神の前に立つと、胸元をはだけ、紐をほどいて女性器をあらわにしてその神にここで突っ立っている理由を尋ねた。
すると、その神はサルタヒコ神と名乗り、「天孫ニニギ命が降臨すると聞いて道案内にやってきた」と答えます。サルタヒコはその言葉通りにニニギ一行を高天原から日向の高千穂(=鹿児島県諸県郡の霧島山や宮崎県臼杵郡の高千穂など諸説ある)へと案内しました。