厳しく辛い人生を生きてきた人ほど、その対極にある柔らかく暖かな世界を
この上なく貴重でかけがえのないものだと思うのだろうね
グレイグさんにとってどれだけ滅ぶ前の故郷が優しい世界で、そこに
二度とは戻れない苦しさ悲しさはいかばかりだろうかと
大人というものは概ね皆そういうものかもしれないけど
失われた時が決して戻らないとわかっているからこそ、今ここにある幸せに
こころを寄せるのだろうね