オンライン対人戦について
スキルを手札から発動できる特別ルールが 何故か 追加され、バランスが更に悪化する。
本来はカードの配置コスト、スキルの発動コストで二重の負担がある。
配置ターンには行動できない=攻撃だけではなくスキルも発動できないため、「急速展開」カードで奇襲される=相手ターン中に破壊されるリスクを負う必要もあ
る。
しかしこのルールでは、配置のコストと破壊されるリスクの両方を踏み倒せる。
こちらではターン進行時の補充MPが10固定なので、コスト10超進化カードを次々配置するような単純なプレイはできない。
だが、支援効果・空きスロットの勢力を書き換えるスキル・攻撃力を上昇させるスキル・コストを補充するスキル。
これらを駆使して「急速展開」カードを徹底的に強化することで、初手で必ず揃う6枚のデッキで 100%の先攻1ターンキル、待ちに入ることさえ許さない「開幕10割即
死コンボ」 が可能である。
他のカードゲームで例えるなら「エクゾディアパーツ*2が初手で必ず揃う遊戯王OCG」「AとJの2枚だけで遊ぶブラックジャック*3」、あるいは本作における最良
の戦術を皮肉って「除去と回収の2枚だけのデッキを回し続ける戦法VS10割即死コンボ」などと散々に例えられる。
無課金でも手に入る除去+回収カードに対し、こちらの速攻を含む数枚のカードは要課金。無料でもクソ、課金すれば更にクソ。
コスト補充スキルは、本来の発動条件だと「場から墓地に送られたときにコストを補充する」という相手を牽制するようなものが、「手札から墓地に送るだけでコ
ストを補充する」という何の面白味もないものになっている。

*2 「頭と四肢」の5種類が手札に全て揃うと無条件で勝利できる特殊なカードで、デッキに1枚づつしか入れられない「制限カード」に指定されている。遊戯王OCGのルールではデ
ッキ40枚以上かつ初手5枚のため、初手でこれが揃う確率は40枚のデッキであっても66万分の1と極めて低い。

*3 トランプを使ったゲーム。山札から最初の2枚を引き、以降任意で1枚ずつ、何回でも引くことができる。手札の合計値が21に近く大きいほど勝ち、21を越えたら無条件で負け。
ローカルルールが多数存在するが、主流のルールでは10以上は全て10として、Aは1か11の好きな方として扱い、21同士では"A+J"が最強の組み合わせとされる。