問題点

デッキ枚数について
20枚「まで」。上限はあるが下限は無く、1枚でも良い。デッキ切れによる敗北・ダメージなどのペナルティも一切無い。
デッキを初期手札の6枚以内にしてしまえば、望み通りの手札が初手で100%揃う。TCGや麻雀などでは「積み込み」と呼ばれる不正行為と同等である。
デッキのカードを全て墓地に送られたら負けなので、枚数を減らすことに一応デメリットはあるものの、後述する高すぎるカードパワーゆえに、初手を固定できる
メリットが遥かに上回る。
デッキを最大の20枚に固定したとしても、同名カード4枚・初期手札6枚なので、目当てのカードは50%以上の高確率で引ける。
参考までに、他デジタルカードゲームでは、デッキ20〜40枚、同名カード2〜4枚(制限なしの場合)、初期手札3〜4枚、といった具合。

カード性能・数値計算について
レアリティが高いほど強いというのはカードゲームの大原則ではあるが、本作ではソーシャルゲームと同等以上にレアリティを区別しており、実用性に天地の差があ
り、実用に耐えるのはほんの一握りのレアカードのみ。
本作では星の数で表され、具体的には最低の星1でAP200/HP200/COST2、星3でAP600/HP600/COST4、最大の星5でAP2250/HP2250/COST8など。
能力値だけでなく特技・スキルも増えていくので、コスト比が釣り合っていない。
超進化させると差は更に開く。星1でAP400/HP400/COST3に対し、星5でAP6000/HP5750/COST10など。
デメリットとしてはコストの増加が挙げられるが、MPは自動で補充される上に補充値も多い。
ストーリーを進めれば1ターン10以上、終盤は20以上補充されてコストを使い切る前にデッキが切れるので、コスト管理の概念・デメリットもほぼ皆無。