「モニターの数を減らすことで仕事が早く終わる」というこの事実は、実はそこまで驚くべきことではないのかもしれせん。
なぜならそもそも複数のモニターを使用することで、集中力が落ちてしまいがちな、マルチタスキングをしている
(同時に複数の作業をしている)状態自体を避けることができているからです。

そもそも私たちは普段の生活において、必要な情報のみをその時々に取捨選択し、ひとつの作業に集中しています。
一度に複数の作業をすることで、記憶機能が低下してしまったり、仕事を切り替えるたびに余計な時間がかかってしまったりと、
知らず知らずに脳にいくつものネガティヴな影響を与えてしまっているのです。

マルチタスキングをすることで集中力が分散され、仕事で高いパフォーマンスをあげることが難しくなってしまうのです。
「複数モニターをセットアップすることで仕事の生産性が高まる」という考え方が100%正しいわけではないことをよく覚えておきましょう。