警官が事故不申告の疑い レッカー移動中に見つかり逮捕:朝日新聞デジタル
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栃木県警足利署は7日、同署地域課の巡査長、小沼直征容疑者(29)=足利市田島町1丁目=を道路交通法違反(酒気帯び運転・事故不申告)の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。

 調べによると、小沼容疑者は7日午前2時40分ごろ、足利市五十部町の県道で、酒気帯び状態で乗用車を運転して、道路脇の信号機の柱に衝突する事故を起こしたものの、警察に報告しなかった疑いがある。

 事故から約1時間後、付近を巡回していたパトカーが、現場で事故を起こした自分の車をレッカー移動しようとしていた小沼容疑者を発見。同容疑者は自宅の警察官舎で酒を飲んだ後、車で飲食店に出かける途中だったと供述しているという。

 県警の藤田裕之首席監察官は「警察官がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾であり、県民の皆様に心からおわび申し上げます」とコメントした。