先月、新型コロナウイルスへの感染が確認され、髄膜炎を発症した県内の20代の男性が、快方に向かっていることを1日お伝えしました。
男性は、NHKの取材に電話で応じ、「人ごとじゃないと実感したし、そう思ってほしい」と話しました。

電話インタビューに応じたのは、今も山梨大学医学部附属病院に入院している20代の会社員の男性で、先月、新型コロナウイルスへの感染が確認され、さらに髄膜炎を発症しました。
病院によりますと一時、意識障害などの重い症状がありましたが、治療の結果快方に向かい、現在は集中治療室から一般の病室に移っているということです。
男性はNHKの電話インタビューに、「意識が戻ってから自分が新型コロナウイルスに感染したことを理解した。話せるようになるまで回復できてよかった」と現在の心境を話しました。
ただ、男性は、一時期の記憶がなくなっているということで、「この1、2年の記憶が飛んでいるので、意識が戻ったときにはどういう状況かわからなかった。この1週間くらいでようやく自分がどういう状況なのかを理解し始めた」と話しました。
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