消費者心理、6カ月連続悪化=食品値上げ影響−内閣府調査
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019040800779&;g=eco

内閣府が8日発表した3月の消費動向調査によると、消費者心理の明るさを示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は
前月比1.0ポイント低下の40.5となり、6カ月連続で悪化した。

賃金が伸び悩む中、乳製品や飲料といった生活に身近な製品が値上がりし、
2016年2月(40.2)以来、3年1カ月ぶりの低水準となった。

中国など海外経済の減速が企業業績を押し下げるとの不安も影響したとみられる。
基調判断は「弱まっている」に据え置いた。
 指数を構成する4項目がすべて悪化した。「暮らし向き」が10カ月連続のマイナスだったほか、
「収入の増え方」「耐久消費財の買い時判断」「雇用環境」も下がった。

 1年後の物価見通しは、10月の消費税増税を控え、「上昇する」と回答した割合が前月より0.4ポイント高い86.4%だった。