倒産に良い倒産も悪い倒産もない。
人手不足倒産ならokなんて、
それが通常の競争による弱者の淘汰ならわかる。
だが社会全体が人手不足となると話は別。

事業継承がそこで途絶え、本来継続的に付加価値創造が
営まれる組織が消えてなくなるという意味を持つ。

イノベーションの進度が人手不足のペースを上回って初めてサスティナビリティを確保できる、という綱渡りを演じなければならない訳だ。

これは至難の技だ。全ての分野で均等にイノベーションが進むわけではない。と言うことは、仮に人手不足でもやっていけるような、生産性の高い産業が生き残り、そうではない企業は閉じていく事になる。

しかし、ニーズだけはある、と言う事になれば、日本だけでそのニーズを埋められないならと、輸入或いはサービスの場合は移民、と言う事になる。
それか、そのサービスの享受を日本人は諦めるか。

それは、生活の質に関わる問題だ。