ここに来ての福沢評価は、福沢が作った慶応大出身者が多くを占める日本の財閥企業を副島が
肯定するのと同意義。でもこの財閥達は、太平洋戦争時に旧軍に協力、もしくは戦争拡大をあおり、
現在では政治を動かして、法人税の減税と労働法改悪を推進する反民主主義的集団。

あと、福沢がフリーメーソンだったという事が事実とした場合、このフリーメーソンについて
の評価によって、福沢の評価が変わる。一般的なフリーメーソンの評価は、邪悪なカルト団体。
例えば、植民地主義者のセシル・ローズはフリーメーソンだった。主要な構成員に欧米の植民地
主義者が構成員だったフリーメーソンと人脈があったとして、それが果たして日本の独立につながるのか?
逆だろう。

福沢がフリーメーソンだったとして、フリーメーソンが非欧米諸国の植民地化を推進する
邪教であるとした場合、その福沢が作った慶応大出身者が多数いる日本の財界によって、
日本の現地人が奴隷化されているのが現実ということになる。要するに、今回の副島と
雑魚の石井の仕事は、あっち側の住人による現実歪曲の一環という事になる。