https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/03/post-9680.php
ロシアが誇る「無敵」核兵器をアメリカは撃ち落とせない
2018年3月7日(水)17時50分
トム・オコナー
プーチンの言葉は嘘ではない。ロシアは現在、核弾頭を搭載し、
アメリカの防衛システムを突破する能力を持つミサイルを複数開発している。
具体的には、西側諸国の北大西洋条約機構(NATO)から「SS-X-30サタン2」と
呼ばれる新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「RS-28サルマト」。
さらに、原子力エンジンを搭載した巡航ミサイルや、
大陸間の海中を進む戦略核魚雷「カニヨン」、
さらに、超音速ミサイル「キンジャール」などだ。

ロシアがすごい兵器作ってた。
イギリスまで13分の極超音速ミサイルの発射実験に成功
現在の迎撃システムでは抑えられない?
現在ルーマニアに駐留する米軍は”イージス・アショア”というミサイル迎撃システムを
配備している。しかし新型ミサイルがあまりに速過ぎることに加えて、
予測可能な飛行コースを回避する機能があるために、
迎撃は事実上不可能であるという。
ロシア国防省は2018年後半からサーマットの実践配備、
2020年のR-36の現役引退を予定している。