企業の倒産が9年ぶりに増加 深刻な人手不足など影響
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昨年度に倒産した企業の数は、深刻な人手不足などの影響でリーマンショック
が起きた平成20年度以来、9年ぶりに前の年度を上回りました。

民間の調査会社「帝国データバンク」によりますと、昨年度に1000万円
以上の負債を抱えて倒産した企業の件数は8285件で、前の年度に比べて
1.6%増えました。

倒産件数が前の年度を上回るのはリーマンショックが起きた平成20年度以来、
9年ぶりです。

業種別では「サービス業」が6%増えたほか、「小売業」が3.8%増えました。

これは人手不足で人件費が高騰したり求人難となったりしていることや、
消費者の節約志向が根強く続いていることが影響しているとしています。

特に人手不足が理由で倒産した企業の数は44%も増えて114件に上り、
この5年間で最も多くなったということです。