財政悪化が進んでも警鐘の鳴らない国、日本
衆院選で明らかにポピュリズムに陥った
http://toyokeizai.net/articles/-/194074
 以上のようにまったく警鐘の鳴らない中で、「後代へのつけ回しの拡大」に対する危機感すら失われているのが日本の現状だ。
かし、リスクが顕在化する局面はどこかで現れる。
近い将来でも、米国の経済状態が非常によくなるようなことがあって、
長期金利が上昇すれば、これに日本の金利も引きずられて上昇することがありうる。
そうすると、日銀がこれを抑え込むことは難しくなり、政府の利払い負担が拡大していく。
「フリーランチはない」とか「借りたカネは返す」といった常識は日本から失われてしまったのだろうか。