アベノミクスの看板だった「インフレ目標」が失敗。
成長率もゼロ近辺。雇用が逼迫してるのは生産年齢人口の減少に
ずっと無策であったため。
失業率が下がり始めたのは2010年からですから、これは安倍政権の政策とは無関係。
他方、実質賃金は前年比でマイナスが続いています。
最大の原因は、定年で退職した団塊の世代が契約社員として再雇用されているためです。
おかげで60代の就業率が上がる一方、20代は下がっています。
つまり雇用が改善したようにみえる原因は、高齢化なのです。
このため非正社員の比率は上がり、総労働時間は減っています。
決して良い労働構造ではありませんね。