ニートと呼ばれる青少年のうち、中卒、高卒の比率が相対的に高く、特に20歳〜24歳のニートのうちの46.6%が高卒未満であることから、進学戦争が過熱する韓国社会のひずみが見て取れる。

 韓国青少年政策研究所は、彼らが「なぜ働かないのか」についても調査を行った。

 その結果、全体の回答者のうちの38%が「遊びたいから」と答え、22.5%が「働く場所がない」と答えた。
研究所のユン研究員は、「(彼らは)今後の進路計画も特にない子たちが多かった。また進路を決めるための活動についても積極的ではなかった」とコメントし、ニートの青少年たちのうち、所謂「ゲーム中毒者」とされる比率も高かったとした。