安倍首相“オーストラリア版真珠湾”訪問…戦勝国とアジア国家とで異なる態度
ダーウィン爆撃戦没者追悼碑訪問を推進 戦勝国と“和解”強調する狙い 強制徴用判決への強硬対応とは異なる状況

 1942年2月19日朝、オーストラリア北部の港町ダーウィンの上空に日本の爆撃機が姿を現わした。航空母艦4隻から発進した188機が猛爆を加え、
オーストラリア軍を含む連合軍兵士250余人が命を失った。
真珠湾空襲の2カ月後に敢行されたこの攻撃は“オーストラリア版真珠湾空襲”
と呼ばれる。
日本軍は、連合軍の兵たん基地の役割をするダーウィン基地を破壊して、
東南アジア侵略の障害物を除去しようとした。