【東京】「2度死んだ」女装バー経営者が続ける「人生相談」 屋上から飛び降りた朝…奇跡の生還

1カ月半、入院生活を送ることになる。
この痛みと向き合った経験が、モカさんを大きく変えていく。

 「起きている間、ずっと体が痛いのです。
そのため、一生懸命に自分の意識を痛みから遠ざけようとしました。
好きな音楽やマンガのことを考えたり、以前に行った旅行やおいしかった食べ物を思い出したりしました」
 子どものころから多感で、世の中の「弱肉強食」な側面ばかりが目についていたというモカさん。

 「ずるい大人がお金もうけをしているのも気にくわなかった。社会の『痛い』面ばかり意識し、
勝手に世の中に絶望し、人生を投げだそうとしたのです」

 「その思考回路をやめようと思えた。すーっと軽くなりました。
じゃあ、何が自分にとって『楽しいこと』なのか。考えを進めると、人を幸せにしてこそ自分も幸せになれ、
楽しくなれるのではと思い至りました。人の役に立つ『貢献』という生き方のキーワードに出会ったのです」


(´・ω・`)