高橋容疑者が通っていた自宅近くのカフェに勤める男性によると、定職に就かず、アルバイト先をよく変えていた。店では2、3年ほど前から見掛けるようになった。
 「親や友達と一緒にいるのを見たことがない」。声を掛けると、趣味のテレビゲームの話をよくしてくれた。最近はあまり姿を見せなかったため、心配していたという。男性は「正直、もうあまり関わりたくない」とうつむいた。
 高橋容疑者の自宅マンションは大通りから入った静かな住宅街にあり、付近には交番やコンビニが立ち並ぶ。同じ階に住む女性は「隣にどんな人が住んでいるのかもよく分からない」。近隣の男性は「住人とはほとんど顔を合わせない」と話した。