キン肉マン連載中@2週目 第４ラウンド
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週刊少年ジャンプ1979年22号から「キン肉マン」という漫画がスタートした。
この漫画について思う存分語って下さい。
尚、この漫画は友情パワーによって1日1話ずつ、連載されるようだ。
時々、嶋田が腰痛で入院して、変な時期に合併号になることもあるが気にしないでくれ。
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第１話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●（「第1話・A」とか「第2話・前」等）
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏！ 現代に戻って好き放題に語り合え！
前スレ
キン肉マン連載中＠２週目 第３ラウンド
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1598437362/
関連スレ等
連載中スレの楽屋裏 第３５幕
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1531910380/ ブロッケン「我々のチームはおたくのチームよりひとり少ない分不利になる」って
勝ち抜き戦で2人負けてんだから当たり前じゃねぇか
もうセコイ以前の問題 >>743
白銀が何かはわからんが今回の新連載陣は超豪華だな
平松伸二、桂正和、車田正美…三作ともアニメ化されてもおかしくない
気の毒だがみやすのんきは「すもも」コース直行だぜぇ １対１にされたとしても知性チームの方がどうみても損してるんだから文句いうなよとしか思えん
ミステリアスパートナー２号の正体は決勝まで引っ張るのかよ
そこまで引っ張るってことはマンモスより強いキャラとかありそう そういやタッグ編で左腕の骨は牛のロングホーン使ってたんだったな
そこから考えると、キン肉マンのあげるいいものってやっぱ新しいロングホーン辺りだろうか
1000万バワーが一番の持ち味ではあるがやはりもう一つの代名詞、ロングホーンにも復活して欲しいとこだし >>753
まさか城を合体させた理由って
ロングホーンを渡すためだけってことはないよな ブロッケン…なんという冷静で的確な提案なんだ！（AAry >>751
車田のは男坂が打ち切り？っぽく終わって残念だったから楽しみだわ キン肉星王位争奪編５０ 死の七光線！ の巻
突如立方体リングの側面から現れた新たなリングに
残虐チームのメンバーだけでなくキン肉マンチーム一同、実況も驚きが浮かぶ
そもそもこの戦いは一つのリング上での６人タッグマッチにて決着をつける方式だったはず
それがこんな形で３つに区分けされては、完全にシングルマッチの形と化してしまう
困惑する残虐チームの二人に、フェニックスも含み笑いと共にその側面リングに関して解説
「ククク…どうだね残虐チームの皆さん 高重力三面リングは気に入ってもらえたかね
この立方体リングの中に特製の浮遊装置を組み込んであるのはさっきも言ったが…
じつはその浮遊装置には高重力発生装置もついていて 側面の左右のリングにいるお前たちが
落下せずに立っていられるのも その装置から発生する高重力のおかげというわけさ」
そう、フェニックスは六人タッグを提案していきながら、初めからチームを分断し連携を遮断するつもりだったのだ
ソルジャーの言葉にフェニックスも、戦いは力だけは無いとしながら自分のこめかみを指出して返す
…そんなフェニックスにソルジャーも激昂の叫びを上げながら掴みかかり
エアブレンスピンでフェニックスの体を場外へと投げ捨てる！ が…その体が落下途中の空中で停止してしまう！？
「ハーハハハ いくら私を転落死させようとしても
この立方体リングから発射される高重力が オレの体をひきつけ守ってくれるさ―――っ！！」
「そうか 高重力機能にはそういう利点もあったか！」
苦悶の声をもらすソルジャーに対し、フェニックスも側面リングロープの反動を利用し上部リングへと戻り
その勢いと共にソルジャーの後頭部めがけ、延髄切りを叩きこむ！
よろめいたソルジャーに対しすかさずチキンアーム・シザーズでダウンをとるフェニックス
そのままダウンをとったソルジャーから左腕のバンダナを奪い、勝負を決めようとするが
突然リングが激しく揺れ、その衝撃でソルジャーへの拘束が解かれてしまう
その衝撃の犯人は、バッファローマン！ 自らリングに体当たりし衝撃を起こすことでソルジャーを救出したのだ！
だがマンモスマンもそれをみすみす許しはせず、その巨体を象鼻一本で持ち上げ
そのままバッファローマンの背中を、パワフルノーズでバックブリーカーに叩きつける！ …マンモスマンにやられ、身動きの取れないバッファローマン
こうなればソルジャー救出はブロッケンに任せるほかなく…それを受け今度はブロッケンが助けに向かうが
それに対し、プリズマンがブロッケンの行く手を阻む ブロッケンもプリズマンの体を殴り飛ばすが
その攻撃はプリズマンにはまるで効かず…逆にその鋭い体にブロッケンの手が傷だらけになってしまう
するとプリズマンは続けて、夕日から太陽光を吸収しその背中に照射されると
両腕を交差させ、虹色の太陽光線、レインボーシャワーがブロッケンに向けて放たれる！！
放たれた美しい虹にブロッケンも目を奪われるが…その虹は危険とするロビンの言葉で我に返り、とっさに回避成功
だがその光を浴びたコーナー鉄柱が、飴のようにもろくヘシ曲がってしまう…！
「オレ様のボディのプリズムは太陽の光を屈折させて七色の光を出すだけの普通のプリズムとはワケが違うぜ…
オレ様のプリズムは浴びすぎると超人の体に有害といわれるカピラリア七光線を太陽光線から抽出し
それを熱線に変えて発射しているんだ」
カピラリア七光線の名を聞いたブロッケンが驚愕 ロビンもそんなものがまだあったのかと震える声で洩らし…
一方キン肉マンの方は聞き覚えがない様なので、その光線に関してラーメンマンが解説
「今でこそ超人は この宇宙に何千億人と散らばっているが
その昔 今から５０数億年まえ 太陽系からほとんどの超人が死滅してしまったことがあった
太陽の異常によって太陽から大量のカピラリア七光線という
虹にそっくりな有害光線が太陽系の惑星全域にふりそそいだためといわれている
それからカピラリア七光線は超人の最大の天敵と言われるようになった…」
「そ…それではあのプリズマンの発車する光を浴びるとブロッケンは死んでしまうのか！！」
プリズマンの放つレインボー・シャワーをどうにか紙一重で回避し続けるブロッケンだが
そうこうしているうちにソルジャーも窮地に陥っており、助けるためにはプリズマンを抜けるしかないが
だがそれはみすみすレインボー・シャワーの餌食になるようなもの なにかいい手段はないか思案するが…
するとブロッケンは、プリズマンのガラス張りの肉体を見て、何かを閃いた様子でプリズマンに突撃！
そのままガラス張りのボディにベルリンの赤い雨を叩きこむが、その体を削るだけで効果はなく… 「キョキョキョ 長い時間かかってようやく出たレインボーシャワーの打開策が
このバカの一つ覚えのチョップ攻撃か…」
「さあこれがはたしてバカの一つ覚えのチョップ攻撃になりますかどうか！！」
・・・するとブロッケンのチョップ攻撃が続けられるうちに削られたプリズマンの細かい体破片が
ブロッケンの着るスーツの背中部分にくっついていく様子にキン肉マンが気づき…
プリズマンも効き目のないベルリンの赤い雨をうっとおしいと振り払いながら、レインボーシャワーをブロッケンに放つ！
が…それを待ってましたと衣服を脱ぐと、背中部分のプリズマンの破片でできた即席ミラーを向け、レインボーシャワーを反射しプリズマンに返す！！
自らレインボーシャワーを浴び、悲鳴を上げ動けなくなるプリズマンだが、レインボーシャワーはそのまま照射され続けており
動かないプリズマンのレインボーシャワーをキャンバスに向けて放つと
その熱線がリングを貫通し、ソルジャーを救う上部リングへの一本道を作り上げる！！
＜つづく＞ ゲーッ！
地球が生まれるよりずっと前に太陽系内で超人絶滅騒動が起こっていたとは！
これって次シリーズ以降への重大な伏線だよな？ キン肉マンもキン肉フラッシュだとかあったはずだがビーム系の技ってもう使わないのかな
顔から出るやつがあれの進化系かもしれんが １対１にして連携とれなくさせようが知性チームに有利とあんま思えないんだよなあ
元々４対３で勝ち抜きやった方が絶対有利だったんだし
テリーロビンに援護してキン肉マンチームに合流させたり、不利な残虐チームの提案呑んだり、フェニックスって器けっこう大きい感じ しかしレインボーシャワーは凶悪なぶん、プリズマンはそれ頼りになってる感じ。
ブロッケンにもうまく利用されちゃってるあたりは、プリズマンの失態よりはブロッケンの機転のうまさのがでかいだろうが
やたら血の気多いし、知性チームにしてはなんだかアホの子な感じ出てる気がするわ。 初登場のプリズマン、顔が可愛かったから変えたのかな 最初の顔では横向いたら表情がわからないという欠点があったからな キン肉星王位争奪編５１ 捨て身の救援！！ の巻
ブロッケンＪｒはプリズマンの放つレインボーシャワーを利用し、リング内部へと光線を放たせ
フェニックスとソルジャーの戦っているＡリングをカピラリア光線でぶち抜く！
その光線にフェニックスも巻き込まれかけるが、とっさにバク宙で回避することに成功
するとプリズマン自身もレインボーシャワーの源である太陽光線が尽き、七光線が弱まっていく
「ククク…プリズマンのレインボー・シャワーを利用して
このわたしを消滅させてしまうつもりだったんだろうが …あいにくだったな
今からゆっくりと隊長のバンダナをゆっくりとはがしてやるからそこで見てな」
ブロッケンの機転をしのいだフェニックスが、改めてソルジャーのバンダナを奪わんとするが
だがブロッケンの攻撃はまだ終わりではない！ 勢いよくロープを引っ張るとその反動を利用し
レインボーシャワーがあけた穴からＡリングへと飛び込みフェニックスの勝利を間一髪で食い止める！！
逆立ち気味にフェニックスの頭を両腕でつかむブロッケン、だがフェニックスも強引にバンダナを奪おうとするが
「そうはさせんぞ！ ハンブルグの黒い霧！！」
ブロッケンもそれを許さず、逆立ちからその身を反転させて顔面にドロップキックをぶちこむ！！
その強烈な一撃にフェニックスも勢いよく吹き飛び鼻血が溢れ出る
その隙にブロッケンはソルジャーを連れ、各個撃破のためプリズマンを先に二人で打倒する作戦に出るが
知性チームもそうはさせまいと、プリズマンとマンモスマンがリング側面をドロップキックで脱出口を挟み込み
これによりあと一歩のところで脱出口が分断され、ソルジャーとブロッケンはそれぞれのリングに逆戻りとなってしまう
まさに立方体リングの戦い方を熟知しつくした戦いを見せる知性チーム…
こうして再びプリズマンと対峙するブロッケン、だがブロッケンもソルジャー救出を諦めてはいない
そんなブロッケンにプリズマンが掴みかかるが、それに対しブロッケンもダブルアーム・スープレックスで投げ飛ばす！
その投げはどれをとっても完璧な一撃、プリズマンも直撃すればひとたまりもない、とのキン肉マンの見立て通り
ガラスの体を持つプリズマンの身はコーナー鉄柱に激突し、粉々に砕け散る！ ・・・かに見えたが
「キョキョキョ ブロッケンよ おまえが砕いたのはオレの体のゼイ肉の部分だけさ 本体はまだ無事だぜ」 その言葉と共にプリズマンは体の余分な部分を取り去り、一回り鋭くスマートになった姿を見せつける
するとプリズマンは、鋭くなった自身の両足でキャンバスを切り取りブロッケンに向けて投げ飛ばす！
投げつけられたキャンバスソーサーがブロッケンの体に直撃し、さらに今度はトゲ状に切り取ったキャンバス手裏剣をお見舞いする
その強烈な一撃がブロッケンのどてっぱらに突き刺さり、助けに駆けつけたバッファローマンにもキャンバス手裏剣を放ち
コーナーと手裏剣に腕を挟まれ、動けなくなってしまうバッファローマン
仲間二人を動けなくしたところで、プリズマンはソルジャーにとどめを刺さんと先ほど砕かれた自らの破片を呼び寄せ再生
…それを前に、ブロッケンJrもどうにか立ち上がりながらつぶやく
「お…親父…ブロッケンマンよ あなたにもらったこの超人の体を…捨てることをおゆるしください！
さらば 超人ボディよ！！」
その叫びと共に、ブロッケンJｒは帽子に着いたドクロの記章を剥がし
ソルジャーに向けて放たれるレインボーシャワーを、ブロッケンがその身を挺して遮る！？
だが超人が食らえば即死のレインボーシャワーを食らいながら平然とするブロッケンの姿に困惑するプリズマン
それに対しブロッケンも、レインボー・シャワーが有害なのは超人だけ…人間が浴びても平気だとする
ならばブロッケンは超人を捨てて人間になったというのか！？その言葉に一同も驚きが浮かぶのだった
＜つづく＞ いや、あのシャワーって人間とか超人とか関係なく素でコーナーポストやリング溶かす威力あるよな？ フェニックスのバンダナ取れば勝ちなのになんでプリズマン倒しに戻ろうとするのか プリズマンはダイエットが楽でいいな、世の女性がみたらうらやましがるであろう しかしソルジャー一方的にやられ過ぎだろ
何が「無念なり…」だよ
大将が真っ先に諦めてんじゃねーよ そもそもあの抱え方、フェニックスも危ない気がする
ソルジャーが少し身をよじれば巻き込まれかねないぞ、なんか諦めてたからよかったものの 仮にフェニックスが負けたらミステリアスパートナーの残りは素直に帰るんだろうか？ ソルジャーに向け放たれたレインボー・シャワーをブロッケンJrがその身を盾にして防ぐ
だがプリズマンのレインボーシャワーは、あらゆる超人を死滅させる自らの必殺技を前に平然とするブロッケンの姿に困惑
…レインボーシャワーが有害なのは超人だけ、さすれば人間ならどうなるか…！
「そうさ 肉体の性質 機能が超人とは異なる人間に姿を変えればレインボー・シャワーをいくら浴びようが兵器という事さ―――っ！！」
キン肉星王位争奪編５２ 生死を賭けたファイト！ の巻
だが超人から人間になったとするブロッケンの言葉に、キン肉マンチーム一同も驚きを隠せない
するとラーメンマンがなにやら地面からあふれ出る皮ふを刺すような強烈な光に気づき、ロビンがその光の下を拾うと
そこにあったのはブロッケンJrの帽子に着いていたドクロの徽章であった
それに気づいたラーメンマンがその目を見開き…以前、ブロッケンから聞いた話を一同に語る
「ブロッケンJrら ブロッケン一族は生まれた時から超人なのではなく
子供のころより厳しい修養と訓練を重ねそれに打ち勝った者だけが１８歳を境にドクロの徽章を親から与えられる…
そのドクロの徽章は幼少の頃より修練と鍛錬で鍛えられた肉体のパワーを超人パワーに変える力を持ち
その徽章を身に着けることによって ブロッケン一族は超人として活動することができるのだ」
…すなわち、ブロッケンJrが超人パワーの源でもあるドクロの徽章を捨てたことは、彼が本当に人間に変化してしまったことを意味していた
横から聞こえてくる一同の話にプリズマンが苛立ち気味にキン肉マン達にもレインボーシャワーを放ち
キン肉マン達も逃げるが、それにタンカで運ばれたゼブラが巻き込まれてしまい、一瞬でゼブラの体が消滅し骨だけと化してしまう…！！
…もしブロッケンが超人のままなら、一瞬で今のゼブラのような姿と化していただろう
だが超人を捨て人間となったブロッケンにはその心配はないが…これは喜ぶべきか、悲しむべきか…
一同の胸中には、複雑な思いが浮かび上がるのだった…… そしてソルジャー自身も、身を挺して自分を守るブロッケンに、なぜそこまでと問うが
「オ…オレにもなぜだかわからねえ ただひとつだけいえるのは
オレは今最高に充実しているということさ キン肉マンのアイドル超人時代には味わえなかった
生死を賭けたギリギリのファイトに 最高に満足しているということさ！！」
ソルジャーの言葉に、ブロッケンは満面の笑顔でそう返す
…するとブロッケンの両腕に刻まれていた帯状の入れ墨も次第に消え失せる
彼の入れ墨も超人であることの証、それがきえたことは完全にブロッケンが人間になったことを意味していた
・・・だが確かにブロッケンJrはレインボーシャワーに耐える力は手に入れたが、人間の体ではただ壁になるしかできない
このまま時間が経過すればブロッケンJrも体力を消耗し、かならずレインボーシャワーを防ぎきれなくなる
その時が勝負とするプリズマンだが…何故かレインボーシャワーの出力が弱まっていくことに気づく
そう、夕日は既に沈み日没と化していた レインボーシャワーは太陽光線をエネルギー源としており
陽が沈めばレインボーシャワーも発射できなくなる…！
そのままブロッケンはレインボーシャワーを浴びた体で渾身のフライングクロスチョップを放つ！！
プリズマンの魔の手からソルジャーを守ることは見事に成功するブロッケンだが
ソルジャー自身は今もフェニックスの攻撃に苦しめられている
その姿にバッファローマンもなんとかソルジャーを助け出したいところだが…
・・・その様子を見たロビンは、キン肉マンに包みの中身を渡してやるよう声をかける
中身を見たわけではないが、長い付き合いの中でキン肉マンの考えてることくらいはわかる、とするロビン
するとキン肉マンもその包みを開け、そこから取り出したのは…！
「バッファローマン 昨年の超人タッグ・トーナメントの時…
おまえから借りたものをようやく返す時が来たようだぜ」
ドクター・ボンベの手術で左腕に埋め込まれたはずの、バッファローマンの二本のロングホーンであった！！
そしてロングホーンをバッファローマンへと投げ、その頭にロングホーンが装着される！
キン肉マンいわく、タッグ編が終わった後すぐに再手術で新しい骨を埋め込んだという
その為バッファローマンにロングホーンを返す事ができたのだ
そして復活したロングホーンで放つ、１０００万パワーのハリケーンミキサーがフェニックスを吹き飛ばす！！
見事ソルジャーを救い出し、ソルジャーチームも反撃開始！！ …と、なると思われたが…… （バッファローマンよ あんたの気持ちはうれしい… し…しかしもうオレはダメなんだよ…
あんたたちと力をあわせて戦えないんだ…）
「バッファローマンよ ソルジャー隊長のことはおまえにまかせた―――っ！！」
ブロッケンJrが叫ぶとともに、二人をドロップキックでリング外へと弾き飛ばしてしまう！？
リング外へと落下する二人だったが、バッファローマンがコーナーを掴みどうにか落下は逃れるが
突然の暴挙に声を荒げるバッファローマンに、ブロッケンもこうするしかなかった、と許しを請う声をもらしながら膝をつく
…先ほどまでの威勢の良さから打って変わり、弱弱しく衰弱した姿を見せるブロッケンJr
その姿にフェニックスも含み笑いを浮かべながら、今のブロッケンの異常な消耗具合の理由を察する
「ククク…そうかわかったぞ 超人の肉体は人間の肉体よりも数十倍も強靭だ…
ブロッケン おまえがまだ強靭な超人の肉体の頃に我々の攻撃によって受けた傷やダメージが
虚弱な人間の肉体に変化したとたん増大してしまったんだ 人間となったことが仇となってしまったようだな」
…人間と化した体ではソルジャーチームの足手まといとなることを危惧したブロッケン
だからこそ、ソルジャーとバッファローマンを逃がしたのだ…その真意に気づき、バッファローマンも大粒の涙を溢れ出させる…
（ゆるしてくれふたりとも 結局オレはこんな不器用な生き方しかできないんだ！）
そして一人になったブロッケンを、知性チームの三人が取り囲むと
知性チームは必殺のスリープラトン、超人デコレーションツリーにブロッケンを固める…！！
＜＞ 本来なら遠く離れた別会場で行われている試合なのに
なんで渡す為にロングホーン持ってきてんだよ・・・ >>781
バッファローマンが残虐チームにいるのしったの直前だし、
駆けつけてくれると思ってたんだろ >>782
仮定の話なんであれだが
マリポーサ戦はロビンとテリーをメンバー表にこっそり書き込んで
今度は「バッファローマンも駆け付けてくれるんじゃ」なんて思考
いくらなんでも甘え過ぎとちゃう？ ブロッケンここで死にそうだな…
何だかんだで今まで生き延びてこれたやつだからなかなかキツいものがある ブロッケン死んで超人墓場で親父と再会
「よくやったぞ我が息子よ」と抱きしめられ「初めて親父に褒められた」と号泣するパターンかな フェニックスの時は立方体リングから発射される高重力で助かったのに
なぜソルジャーとバッファローには機能しないのか ジェロニモは人間の時はどんなにダメージ受けても立ち上がったのに、ブロッケンの人間の体は脆いな
ブロッケンのダメージなんてジェロニモがサンシャインに受けた時よりはたいしたことなさそうだが >>783
アイドル超人仲間は全員駆けつけてくれるはず
その中からチームメンバーを選ぶならロビンとテリーかな、とメンバー表に書いておいた可能性 まあジェロニモのタフさはキン肉マン達もドン引きするくらいには異常だったしなあ
むしろあの異常な耐久力は本当になんだったんだろう、ジェロニモ式火事場のクソ力？ >>789
ホークマン戦の時には「だから誰の手も借りてはいけないのだ」とか言ってたのに・・・
それにもしロビンとテリー以外が来たらどうするつもりだったんだ
100トンがメンバー表開いた瞬間に場が凍るぞ キン肉星王位争奪編５３ ソルジャーの涙！！ の巻
ソルジャーを救うため、超人の体を捨て人間と化したブロッケンｊｒに対し
知性チームの三人は容赦なく、ブロッケンを必殺の超人デコレーションツリーを炸裂させる
超人ですら完璧に決まれば殺傷するほどの威力がある技 人間と化したブロッケンでは生きて逃れることは１００％不可能だが…
・・・もはやとどめを待つばかりのブロッケンに対し、武士の情けとして言い残すことがあれば言うがいい、とする知性チーム
それを受けブロッケンも最後の言葉として…ソルジャーに対しなぜ自分を残虐チームに引き入れたか…その問いにソルジャーはこう答える
「たしかに正義超人のテリーマンやロビンマスクの実力は魅力的だった
しかしかれらはすでに完成された実力の持ち主だ
この王位争奪戦は今まで超人界では知られていない未知の強豪が大挙して参加することが予想されていた
そんな未知の強豪たちと相対するには完成された実力者をぶつけるより やはり未知の強豪をぶつけるのが一番と考えた！
そこで白羽の矢が立ったのが 正義超人の中でも完成されていない未知の実力者といわれるブロッケンJr おまえだったのさ
そしてブロッケン おまえを残虐チームに入れたわたしの賭けは当たった
試合中のいかなる難問も奇抜な発想と機転で次々と突破しチームメイトのピンチを救い
マンモスマンやプリズマンなどの未知の強豪とまっこうから五分で渡り合った
そしてなによりもブロッケンＪｒという超人の最大の魅力は―――っ・・・」
…だがソルジャーが、ブロッケンに最後の言葉を伝えようとする前に知性チームはとどめを刺しにかかる
その返り血がソルジャーのマスクにかかりながらも、ブロッケン最大の魅力を高らかに叫ぶ
「ブロッケンＪｒの最大の魅力はいかなる困難 障害があろうともおのれの仕事を絶対に遂行する 責任感だ―――っ！！」
ソルジャーの叫びと共に、ブロッケンが外したドクロの徽章が浮かび上がり、その帽子へと戻ると
ブロッケンの体に、超人パワーが戻ってくる…！！
みずからに課した仕事は絶対に遂行する―――
「仕事を遂行しない限りオレは死ねん！！」
ソルジャーの叫びを受け、ブロッケンも闘志を取り戻すとともに執念でプリズマンへと食らいつく！
そのままプリズマンの両腕を抑え、フロントスープレックスの体勢のまま立方体リングから城へ向かって急降下する…！！
そう、ブロッケンはプリズマンを道連れに死ぬつもりなのだ…！
「ブレーメン・サンセット―――ッ！！」
そしてブロッケン捨て身の一撃が、プリズマンの脳天を天守にある金の鯱へと激突させる…！！
だがそこでブロッケンも力尽き、自分の仕事はこれで終わった…そう呟きながら力なく落下し
ブロッケンは伊吹山の渓谷へと落下し消えてしまうのだった… その死にざまキン肉マンも涙してしまう
唯一の救いは、一瞬でも超人に復活できたことか…ラーメンマンもそう呟くのだった こうしてキャプテンギブアップマッチの第１ＲはブロッケンＪｒとプリズマンとの引き分けという結果に終わり
ソルジャーもブロッケンの最後に、力なくうなだれてしまう・・・
そしてその壮絶な最後には大阪城の大王とママも嘆く声が漏れ出ていた
せめてあの子が、アタルがいてくれたら…そのママの言葉に、大王は目を見開き慌ててママの口をふさぐ
その名は言わぬ約束だとしながら、大王の脳裏にはその『アタル』なる人物との記憶が浮かぶ…
―――――（回想）―――――
キン肉王家の宮殿にて、声を荒げて暴れるその人物、アタル
彼はキン肉マンが生まれる前にいた二人の息子であったが
毎日の重い大王としての責務と教育への反発心から嫌気がさし、めちゃくちゃに暴れまわりながら
両親の制止も聞かず、もうこんな家でてってやると叫び声を上げてしまう
そんなアタルにママも、何億年も続いたキン肉王家はどうするのかと声を上げるが
アタルも膨らんだ腹を指し、今度生まれてくる赤ん坊に継がせればいいだろうと返し
そのままアタルはドアを強引にブチ破り、左肩に傷を受けながらアタルはキン肉王家を出ていってしまう
アタルが走り去った後の雪原には、左腕の傷から流れ出る鮮血が微かに色を付けるのだった…
―――――（回想終わり）―――――
それきり行方不明になった長男、アタルのことは極一部のものしか知らない最大の機密
もちろんキン肉マンにも話したことはない、歴史から抹消された自分の息子の事は、口に出すことも許されない…
それでもあの子がいればこんな戦いは…その思いと共にママも涙が溢れ出てしまうのだった
涙を流すママの姿は飛行船スクリーンにも映されており、キン肉マンはパパが浮気でもしたのか勘違いしつつ
フェニックスも自分たちの熱戦の連続に感激の涙を流しているのだろうと声を上げるが…
「おまえのような人の心の暖かみや…情けをわからぬ超人に あの王妃の涙の意味がわかってたまるか〜〜〜〜〜っ！！」
その言葉と共に、ソルジャーの目からはとめどない涙が溢れ出ていた…！！
…これは汗だ、とその涙を拭いながらもソルジャーは自らの立てた作戦のミスに後悔が浮かぶ
ソルジャーは序盤、知性チームの力を探るために消極的な守りのレスリングで出方をうかがっていたが
その戦いが大切な右腕であるブロッケンＪｒを死なせる結果となってしまった
…だがもう消極的な戦いはやめた、として果敢に攻める攻撃的レスリングを知性チームに向けて繰り出さんとする！！ まっすぐに突っ込むソルジャーにマンモスマンはノーズ・フェンシングで迎撃するが
それを回避しながら、マンモスマンの胸板に空手チョップの嵐を浴びせる！
…どこかその打ち方は、利き腕の違いはあれどキン肉マンのフォームに似ているとラーメンとロビンも感じるが…？
さらにソルジャーはフェニックスに狙いを定め、ドラゴン・スープレックスで後方へと投げ飛ばすと
そのまま続けざまにジャンプし、場外に出ながらＢリングに連続でスープレックス！
それを幾度も繰り返し、ソルジャーの放つドラゴン・スープレックスが立方体リングを一周するかの勢いで何度も叩きつける
そしてＡリングへと戻ってくるが、そこではマンモスマンがコーナー鉄柱を手に待ち構えている！
戻ってきたところを襲い掛かろうとするマンモスマンだが、それに対しソルジャーはフェニックスを解放しながら
自らのマスクを顎部分からわずかに剥がすと、そこから放たれた強烈な光がマンモスマンの持っていた鉄柱を溶かしてしまう！？
「ゲ―――ッ！ キン肉族の中でも王家の血を引く者にしかできないと割れるフェイス・フラッシュをソルジャーが…！！」
突如ソルジャーが放つその技、フェイス・フラッシュに大王も驚愕の声を上げるのであった
＜つづく＞ なんか急に生き別れの兄貴疑惑が出てきたな、ソルジャー
そもそも五王子は皆同じ生まれなはずじゃなかったっけか 兄さんはスグルの生まれる前にすでに高校生くらいか？マスクかぶってなければなりすましはきつい年だな ソルジャーの正体はアタルで決まりだろうな
残虐の神が憑依してるはずなのに全然残虐じゃないし、ソルジャーマンとは別人だろう
とはいえどこで入れ替わったんだろうか
戴冠式に乱入した時はソルジャーマンだろうし、一回戦で知性チームのデータ撮ってた時はもうアタルだったんだろうか 意外とブロッケンって死ぬのは今回が初めてなんだよな
でも関ヶ原に行ったはずなのになんで渓谷に落ちるんだ？
合体城はずっと場所移動してるの？ 仲間が一人犠牲になるまで様子見って…
なんという冷静で的確な判断力なんだ!! アタルって25年前に家出してるから現在40歳ぐらいか >>797
邪悪友情パワーとかやってたから
その直後の知性チームのデータ撮ってたのはまだ本物ノソルジャーだろうな ブロッケン一族は修練と鍛錬で鍛えられた肉体のパワーを超人パワーに変えるって人間に戻って鍛える程、超人強度を上げられそうだ どうやらソルジャーの正体はスグルの生き別れの兄アタルのようだ
しかしこの知らせを聞いて私の胸にはある男の名が去来し複雑な思いとなった
その男の名はシシカバ・ブー
宇宙超人カーニバルチャンピオンにして
48の殺人技を修得した後のスグルを終始圧倒し勝利した唯一の超人であるから
強さは悪魔将軍やネプチューン・キングに勝るとも劣らないはずである
そして何よりビビンバの想いを酌んで潔く身を引いた優しさ
ソルジャーの正体としてこれほどの適任者はいないだろう
はたしてシシカバ・ブーはゆでたまごに忘れられてしまったのだろうか
もしも決勝戦で彼が奇跡の再登場を果たすことがあったとしたら
私は最大限の喝采を送り彼を、そしてゆでを応援することだろう キン肉星王位争奪編５４ 疑惑の戦士！ソルジャー！！ の巻
突如ソルジャーの放つフェイス・フラッシュが、マンモスマンの持っていた鉄柱を一瞬で溶かしてしまう
その光景には超人病院で見ていたテリーマンたちも、技でも術でもないその光に困惑が浮かぶが
そこでミート君がその光をキン肉マンが放った光と同じものだと気づく
…キン肉マンと同じその光を放つソルジャーは、キン肉星の王位継承者としてはこれ以上ない材料、一同も不安な声が出るが…
その頃大阪城では大王が不安げな表情を見せるママを安心させるべく
フェイスフラッシュは王家の血をひくものでなくても使えるというデータもあるし、使えなかった王族もいると語る
かくいう大王もフェイスフラッシュを使用することはできない、その技ひとつで王位が決まるわけではないが
ママも真の王位継承者は自分の息子、スグルだと信じたいがソルジャーの暗く沈んだ瞳を見ていると他人とは思えず…
そこでママは、ソルジャーの正体が25年前に家出したスグルの兄、アタルではないかと気づく
…その言葉に、今アタルが自分たちの前に姿を現す理由が復讐のためではないかとの考えに思い至る大王…
アタルは幼少のころから日々スパルタ教育が施され、遊ぶことさえ許されなかった…両親を恨むには十分すぎる理由である
もはやママもショックの連続で眩暈が出てしまい…机にぶつかった拍子に超人予言書が床に落ちると
突如予言書がひとりでにめくられ、とあるページで止まる そのページにはこう書かれていた
『髑髏落ちる時 卓越した友情の闘士救うべく 理想を持ちたる渦中の人現れる』
…この文には何か重要なことが隠し記されていることは大王も予想するが、今の時点でその真意を読み解くことはできず
果たしてこの予言が、キン肉マンや自分たちにとって良い意味なのか悪い意味なのか…
立方体リングの戦いに視点を戻し、溶けた鉄柱に怯んだマンモスマンのスキを突いて両肩に乗ると
そのまま体重をかけてフライングボディ・シザーズドロップを掛け、さらにプリズマンが開けた穴を利用し
穴の角にマンモスマンの後頭部を激突させさらに大ダメージを与える
先ほどまでフェニックスにやられっぱなしだった姿から一転、すさまじい強さを見せるソルジャー
…するとソルジャー、何やらリング下にいるキン肉マンに視線を向ける
突然のソルジャーの眼差しにキン肉マンも少し気色悪さを感じちゃうのは置いといて
パートナーのバッファローマンも、まるで誰かに自分の戦いを見せるために戦っているように感じ取る
とはいえバッファローマンもそのあたりを追求するつもりはないが… リングではいったん両チームが交替、マンモスマンとバッファローマンが対峙する
読者の選ぶ夢の対決、第２位にも選ばれた野獣対決 果たして勝つのは角＜ロングホーン＞か、牙＜ビッグタクス＞か…！？
真正面から突っ込む両者がリング中央でガッチリと組み合うと、バッファローマンがマンモスマンをロープへと降り
戻ってきたところにショルダータックル！吹き飛ばされたマンモスマンがそのまま立方体リングから転落すると思われたが
マンモスマンが自身の牙をロープに絡めて一回転しＵターン！バッファローマンに反撃のボディスラムを浴びせる！
…一千万パワーを誇るバッファローマンをも圧倒するマンモスマンの力にはキン肉マン達も目を丸くしてしまう
だがバッファローマンも今の一撃で闘争心に火が付いたか
闘牛が突撃する様の如く右足を後ろに蹴り上げ、必殺のハリケーンミキサーのセットアップに入る
そしてマンモスマンに向けバッファローマンが突撃…というところでソルジャーが鉄柱を引き抜き
バッファローマンの右足に向けて投げつけ、ハリケーンミキサーを横から止めてしまう！？
突然のソルジャーの暴挙にはバッファローマンも声を荒げ、キン肉マンもソルジャーが敵とグルだったんだと叫ぶが
「 だ ま ら ん か ー ス グ ル ！ 」
キン肉マンに向けソルジャーが一喝！？ …その叫びに、キン肉マンも呆気にとられﾍﾅﾍﾅと腰が抜けてしまう…
「男というものはあまりしゃべるものではない！！ 両の眼で静かに結果だけを見ていればよいのだ！！」
（ど…どうしたというんだ あれだけ言われれば本来なら言い返すところだが…
このソルジャーという超人の目を見ているとなぜか素直になってしまう）
キン肉マンもそんな自身に困惑が浮かび
大王たちもソルジャーが『キン肉マン』ではなく『スグル』と呼んでいたことに気づくが…
そんなやり取りにマンモスマンもしびれをきらせ、改めてバッファローマンに向けて突撃をかける
バッファローマンもハリケーンミキサーで応戦しようとするが、右足の負傷でうまく走れずかがんだ形となり
それによりマンモスマンのビッグタクスを回避する恰好になると…勢い余ったマンモスマンの突撃は
コーナーポストや鉄柱、それどころかリングの一部までも削り取ってしまう…！！
…もしバッファローマンが真正面からビッグタクスを受けていれば、自分がこうなっていたことは想像に難くない
ならソルジャーは、初めからその破壊力を見越してバッファローマンの右足をわざと負傷させたというのか…！？
＜つづく＞ これはもう明らかに正体はアニキで確定だろうな
問題はなぜ今になってこの場に参戦したかというところだが
今回を見るに、自分流の友情パワーの神髄、キン肉族の戦いの神髄を授けるために来たって感じだろうかね なんだかどんどんソルジャーがかっこよくなってるんだが まあ牛の性格上、言っても聞かなそうというのは分からんでもないし
自分がマンモスと対峙してその威力を見せつけるとかだと変にに対抗心出しかねないと考えると
あれはあれでネタ抜きに的確な判断なのかもしれん…その辺差し引いてもソルジャーがちょっと口下手な感じもあるかもしれんがw マンモスマンのビッグタスクによる一撃は、リング一角を削り取るほどのすさまじい威力を見せつける
それを真っ向から迎え撃とうとしたバッファローマンだったが、結果的に右足の負傷に身を救われるが
その負傷は味方であるソルジャーの手で起きたもの…そこでバッファローマンも、ソルジャーの真意に気づく
そう、ソルジャーは最初からその絶大な破壊力を見抜き、バッファローマンがまともにぶつからないように仕向けたのだ！
キン肉星王位争奪編５５ 真・友情パワー！！ の巻
…しかしバッファローマンも自分を助けてくれたソルジャー隊長の友情には感謝するものの
なぜこんな回りくどい真似をしたのか、その真意を問うとソルジャーはこう答える
「自分の真意を相手にベラベラと伝えるだけが友情の行為ではないということさ
それが私の提唱する 真・友情パワーだ…」
ソルジャーの口から出る、新たなる友情の形…新・友情パワーに一同も衝撃を受ける
だがキン肉マンの方はなんで良いことをするのにだまってなくてはいけないのか疑問がでてしまうが
それに関してはバッファローマンの性格を考えたうえでのものだと見るラーメンマン
負けん気の強いバッファローマンが、相手の方が上だと言われれば余計に張り合って真っ向からの勝負を強行していたであろう
そしてそのままマンモスマンの餌食となってしまったことは想像に難くない… ラーメンマンの言葉にキン肉マンも驚愕が浮かべ
（超人ひとりの命を救いながら 自慢するわけでもそのことを誇ろうともしない
ソルジャー なんという気高い超人なんだ…）
キン肉マン自身もソルジャーの気高さに、まるで実の兄を見るかのような尊敬のまなざしが浮かぶのだった
リング上では必殺のビッグタスクを回避したことで、バッファローマンが有利と見る実況だが
だがマンモスマンも、確かに自分の技は回避されたが、それに代わる大きなダメージ…
恐怖を刻み込んだとして、ニヤリと笑みを浮かべる その言葉を示すようにバッファローマンが後退しソルジャーにタッチを求めるが
ソルジャーは両腕を上げてバッファローマンからのタッチを拒否してしまう
マンモスマンの恐怖から逃れるための弱気なタッチは受けられないとするソルジャー
だがバッファローマンも右足が負傷した状態ではとてもマンモスマンとまともな勝負は出来ない
仲間が困っているときに助け合うのが友情パワーではないのかと訴えるバッファローマンだが……
「……… バッファローマン
どうやらおまえは長い間キン肉マン達との馴れ合いのベタベタした友情パワーの中にいたために
悪魔超人時代のギラギラした闘争心を失ってしまったようだなァ！！
わたしの提唱する真・友情パワーでは超人個人個人がそれぞれ自分の能力を出し切り
精一杯闘ったと判断しない限りタッチはうけないことになっている
バッファローマン 私の見た所おまえはまだ余力を残している マンモスマン一人を投げ捨てられるくらいの余力はな！！」 仲間を冷たく見捨てるかのようなソルジャーにはキン肉マンも憤慨、こうなれば自分が助けに行くと城の壁をよじ登ろうとするが
リング上ではマンモスマンが攻撃を再開し勢いよく突撃 その突進にバッファローマンも一瞬怯えた反応でその身が硬直するが
そんな姿をあざ笑うように、単なるショルダータックルでバッファローマンを吹き飛ばす
ビッグタスクを警戒するあまり、ほかの技に対する警戒が全くできず、一方的に攻め立てられてしまうバッファローマン
そんなバッファローマンに対し、悪魔超人時代の何物にも頼らないハングリー精神を持った彼に戻るよう叫ぶソルジャー
一方で城の天守に着いたキン肉マンは、リングに投げ縄を引っかけ、正義超人に帰って来るよう叫ぶ
…そんな様子にフェニックスも、ソルジャーチーム空中分解の危機を高みの見物と行くが…
「バッファローマン どうするかはおまえの好きにするがいい…
しかしこれだけは行っておく おまえがもし もう一度馴れ合いの友情集団に戻れば
これからは仲間の助けなしでは困難に立ち向かっていけない 軟弱な超人になってしまうだろう！」
脱出のロープへ手を伸ばすバッファローマンに、淡々とそう告げるソルジャー
キン肉マンもかまうことはないとバッファローマンに声をかけようとするが
「聞けいスグル！ 超人一人一人の固い信念と自立心なくして 真の友情パワーは生まれんぞ！！」
ソルジャーの叱りつけるような叫びと厳しい眼差しに睨まれると、なぜかキン肉マンも何も言えなくなってしまう…
…そしてバッファローマンもその言葉を受け…キン肉マンの投げた救出ロープを自ら引きちぎる！！
マンモスマンと立ち向かう意思を固めるバッファローマンに、マンモスマンも望み通り殺してやると、ビッグタスクで突撃をかけるが
その突撃を前にバッファローマンは逃げようとしないどころか、リング中央で仁王立ちのまま両眼を閉じてしまう…！？
・・・その窮地を前に、バッファローマンの脳裏には過去のある出来事が浮かび上がる――― オレも昔は孤独な修行超人だった… ある日オレは旅の途中でとてつもない大きなハリケーンに襲われたんだ…
ハリケーンの巻き起こす風は 都会の巨大十字架をもなんなく吹き飛ばした
そしその巨大な十字架は まるで狙いすましたかのように オレの心臓目掛け飛んで来やがった
まわりにはその巨大十字架を停止させてくれる人もいない 壁もない 木一本生えてやしない
頼れるのはおのれの力ひとつ… フッ…まさにあの時の心境と今のオレの気持ちはそっくりだ…
かつてと同じ、自らの力で切り抜けるしかない絶体絶命の危機を前に、その目を見開き！
マンモスマンの突撃を寸前で受け止めることに成功！！そのままマンモスマンの巨体をあの日の巨大十字架の如く持ち上げ！！！
「くらえバッファローマン新技！超人十字架落とし―――っ！！」
マンモスマンの巨体を巨大十字架を逆さにしたような形に見立てたスープレックスが、脳天からリングに突き刺さる！！
見事この窮地を切り抜けたバッファローマンの姿に…大王は予言書の意味する心を理解する
『卓越した友情の闘士』は、キン肉マンをはじめとするアイドル超人たち
『理想を持ちたる渦中の人』とはおそらくソルジャーのことを指す
即ち馴れ合いと化した超人パワーに活を入れる為に現れた存在、ソルジャーが真・友情パワーを持って現れたという事である
……やはりソルジャーの正体は、行方不明になっていた二人の息子、アタルなのであろうか…？
そして自らの力で危機を乗り越えたバッファローマンに、今度こそソルジャーも彼のタッチを受け入れる
・・・ソルジャー自身が示す真・友情パワーと、握手を交わす二人の姿にキン肉マン達も感動の涙が溢れ出るのだった…
＜つづく＞ 今回は完全にソルジャーが主役というかカッコいい正統派の主人公やってんな。
ラーメンみたいにソルジャー主役の外伝とかそのうち出そうなレベルの活躍っぷりである。 話の展開的にフェニチームが勝つのが決まってるんだろうけど
ゆではどうやってソルジャーを負けさす気なんだろ？ 「ヒッ…ビッグタスク」は流石になさけなさすぎて牛ファンの自分にはキツかったわ
とはいえ、まだ同話で情けない所の挽回ができたからまだましか 残虐チームもそうだが知性チームも死亡者(プリズマン)が出た事で勝ったチームにはメンバー補充が必要になりそうだな タッグ編ではモンゴル助けて格好良かったのにな＞バッファローマン
ってか「長い間キン肉マン達との馴れ合いのベタベタした友情パワーの中にいたために」って、いや長くないよな
正義超人やってたの将軍戦とタッグ編だけだし、そのタッグ編だって当初は友情なくしてたし ソルジャーの主張もわからんでもないな
最近のキン肉マン達、正義とつけば何でも許されると思ってる感あるし
そこに喝を入れてくれたおかげでキン肉マンの成長に一役買ってくれるであろう
…問題はラストに自分の死でキン肉マン達に真友情パワーを刻むことはもう確定的に明らかであるが
せめてフェニックスのほうにまだ顔出ししてないのがいなければソルジャーの勝ちの目もあったろうになあ スグルチームメイトが勝手に増える件についてソルジャーから苦言を呈していただきたい まぁ周りに人が集まるっていうのは大王の資質としてはいいのではないだろうか ソルジャーの友情の叱責を受け、見事危機を切り抜け新たな成長を遂げるバッファローマン
その姿にキン肉マン達は、ソルジャーの意っていた言葉を思い出す…
「固い信念と自立心なくして真の友情パワーは生まれん…か…」
「たしかに今の私達 正義超人は昔持っていた強い個性や自立心を忘れてしまい
常に集団でしか物事を解決できなくなっていたかもしれん」
「危なかった…我々正義超人の友情パワー 最大のピンチをあのソルジャーという男は救ってくれおった…」
そしてバッファローマンの握手を介し、ソルジャーが彼の友情に報いるべくリングへと飛び込む！！
キン肉星王位争奪編５６ もうひとりのソルジャー！！ の巻
フェニックスもいつまでキャンバスに突き刺さってるつもりとマンモスマンに声を荒げる
マンモスマンも相手をただの甘ちゃんと見たのが不覚と苦悶の声をもらしながらも
その汚名を晴らすためにも再びバッファローマンにむけ突撃をかけるマンモスマンだが
「わたしの命にかえても！ バッファローマンを守る！！」
それを寸前でソルジャーが割って入り、ビッグタスクを両足で挟み強引にダウンをとる！
怒りのマンモスマンがソルジャーに向け殴りかからんとするが
「マンモスマン おまえにこのわたしは絶対に倒せん！
なぜならお前の攻撃を一撃も体に触れさせん自信があるからだ―――っ！！」
そう大口をたたくソルジャーだが、マンモスマンのラッシュに一方的に殴られ放題
…のように見えるが、ソルジャーは両腕でしっかりとガードを固めていた
その鉄壁のガードには一同も関心の声を出しながらも…どこかでその防御の形を見たような…？
「こ…このソルジャーのガードは肉のカーテンだ―――っ！！」
「そうか！どうも以前に見たことがあると思ったら超人オリンピック ザ・ビッグファイトの決勝で
キン肉マンがウォーズマンに見せた肉のカーテンだったのか―――っ！！」
「し…しかしなぜソルジャーが肉のカーテンを！？」
キン肉族の先祖、タツノリが考案した防御法、肉のカーテンをも使いこなすソルジャーにキン肉マン達はもとより
大王たちも驚きが浮かぶ… すると大王は、ついに予言書の内容を完全に読み解くことに成功する
予言書の内容は『髑髏落ちる時 卓越した友情の闘士救うべく 理想を持ちたる渦中の人現れる』とのことで まず冒頭の『髑髏落ちる時』に関してはブロッケンＪｒのドクロの徽章をさす
つまりブロッケンＪｒが立方体リングから落ちて死ぬときに何かが起こる、という事の始まりを示す
次に『卓越した友情の闘士救うべく』に関しては、その一字『卓』に目をつける大王
卓という字は、キン肉マンの本名である『スグル』とも読む事ができる
つまりこの『卓越した友情の闘士』とはキン肉マン自身を始めとした友情パワーで結ばれた仲間たちを示していると同時に
彼らの友情パワーの危機を案じており、その危機を救うべく何者かが現れるという事で
その答えが最後の文『渦中の人現れる』にあり、ママはその文の一時『中』に目をつける
中とは『アタル』とも読める、すなわち家出したスグルの兄、アタルを指していると気づくママ
…すなわち『髑髏落ちる時 卓越した友情の闘士救うべく 理想を持ちたる渦中の人現れる』に隠された意味とは
『ブロッケンＪｒが立方体リングから落下して死ぬ時 キン肉スグルをはじめとする
アイドル超人たちの友情パワーの危機を救うため スグルの兄アタルが現れる―――』
という風になる まさに昨今の馴れ合いと化した友情パワーに活を入れたソルジャーの登場は予言の形容にも当てはまる
しかもソルジャーはキン肉王家にだけ使える肉のカーテンやフェイスフラッシュをも使いこなしている
大王とママも、ソルジャーの正体をキン肉マンを救うべくやってきた兄アタルだと確信し声を上げる
…残る懸念はフェニックスにその正体が悟られなければいいが、と願うのみだが・・・
マンモスマンもソルジャー鉄壁の肉のカーテンにまるで歯がたたず、両拳を痛めてしまう
一瞬怯んだその隙を突き、マンモスマンをダブルアーム・スープレックスでの反撃を返す！！
…いかなる卑劣な手段も正々堂々と、鮮烈・華麗・豪快に対抗するクリーンファイター、キン肉マンソルジャー
だがその姿にフェニックスも違和感を覚える
王位争奪戦が始まる前のソルジャーは残虐チームの名の通りの戦いが売りものだったはず
さらに残虐の神も憑依しているはずだが、戦いが始まってからのソルジャーは終始クリーンファイトに徹している
いったいソルジャーの残虐さはどこに失せてしまったのか、フェニックスも目の前のソルジャーを追求せんとするが…
その疑問に答えるべく現れたのは、敗れ去った3人の王位継承者に取りついていた3人の邪悪神
どうやら３人は仲間であるはずの残虐の神を差し置き、フェニックスに協力するつもりのようでその理由をこう語る
目の前にいるソルジャーは、残虐の神が乗り移ったソルジャーマンとは別人であると…！
…フェニックスと神々との会話は、ソルジャー達には認識できないが
ただ一つ確かなのは、あの会話はソルジャー自身にとっても運命の会話となるであろう―――
目の前のソルジャーが別人なら、本物のソルジャーはどこに行ったのか…
その疑問に関して、今朝のニュースにおもしろいものがあると飛行船スクリーンを通して解説する ニュースには富士山頂の万年雪から身元不明の５人の重症者が見つかったとあり
４人は既に亡くなり、残る一人も病院で賢明な治療をうけ病院ではテリーマンたちも看護に協力
・・・瀕死の重傷でベッドに横たわる人物は、テリーマンに何かを言いたげにうめき声をもらす
なんと彼こそは、王位争奪戦に参加するはずだった運命の王子の一人だという…！！
彼が言うには自分たちは大会が始まるまでの日々を各地から集めた残虐超人のチームメイトと共に
富士山頂で野稽古に励んでいたが、そこに一人の超人が彼らに挑戦を挑んできた
王位争奪戦が始まる前の軽い肩慣らし、とその挑戦を受けるが…たった一人にまるで赤子をひねるように翻弄されてしまう
さらには彼自身もその謎の男に破れ…そして倒れたところで身に着けていたソルジャーマスクを剥ぎ取り去っていったという
あとに残ったのは胸に『Ａ』の傷を刻まれた負け犬たちのみ・・・
「し…しかしあの超人は対した奴だぜ この超人凶器キン肉マンソルジャーを一撃のもとに倒しやがったんだからな」
そう叫ぶとともに、病院で倒れていた本物のキン肉マンソルジャー、ソルジャーマンも力尽きるのであった…
「どうしておまえがファイト中に真・友情パワーがどうのこうのと
キン肉マン達に肩入れしていたかようやくわかってきたぜ！！
結局おまえは本物のソルジャーを倒して まんまとこの王位争奪戦にもぐりこんだ 正義超人の息がかかったニセのソルジャーだな！！」
「バレたら仕方がない おまえの推測通り このオレはアイドル超人の友情パワーの援助をするため…
この王位争奪戦開始前に 本物のソルジャーと入れ替わった真っ赤なニセモノよ―――っ！！」
襲い掛かるフェニックスにそう返しながら、ソルジャーは空中でフェニックスを一つの技へと固めていく…！！
＜つづく＞ パンクロックの超人は強いかも知れが
羊の超人とか超弱そうなんだけど 真ソルジャーチームって、ひょっとしてビッグボディチームよりら弱いんじゃ なんで「今朝」のニュースの時点でテリー達が入院してんだよ
オマケにTVで放送してたのに会場の誰一人として知らないってどういう事よ 何の恨みもない５人をあっさり殺したのなら立派に残虐じゃね＞偽ソルジャー 流石にその予言書読み解き方は色々苦しいと思うぞ、大王
予言書の下りは海外とかで翻訳するときかなりキツそうなもんがありそうだわw >>828
試合会場の城が浮いて移動してる間はさすがに試合や帰宅どころじゃなかったからね
あそこで実は一日経過してます。 なんで富士山頂で見つかった5人を姫路の病院に搬送してんだよ
関東に超人病院はないのか？
そりゃ搬送中に死亡もするわ！ ＞「バレたら仕方がない おまえの推測通り このオレはアイドル超人の友情パワーの援助をするため…
＞ この王位争奪戦開始前に 本物のソルジャーと入れ替わった真っ赤なニセモノよ―――っ！！」
開き直ってるけどこれってアタルの失格負けだよな
本物のソルジャーと入れ替わったニセモノなら王位争奪戦に出場する権利自体が無いんだし ゼブラ戦だけで３ヶ月経っているのでそれ以前の試合のキャラは今朝入院しててもおかしくはないな
そこまで考えるとはやるなゆでたまごの嶋田のヤロー >>832
流石に1日経ってるは無理がある気がする まあアタル自身は失格負けでも問題ないって考えではあると思う
極端な話ここでフェニックスを仕留めさえすればそれで騒動は終わるし キン肉星王位争奪編５７ 邪悪神の共謀！！ の巻
リング上でフェニックスと対峙するソルジャー、その正体が偽物と気づかれるが
そうと知られた以上フェニックスには死んでもらうしかない、そう返しながらフェニックスを一つの技に固めていく
…病院内にてその技を目にした本物のソルジャーは。突如発狂するかの如く悲鳴を上げて暴れまわる！？
「うわー――っあの技だ―――っ！！ オ…オレたちの胸にこの醜きＡの文字を刻みつけたのは…
あやつのあの技だ〜〜〜〜〜っ！！ うわ〜〜〜っ！！」
その叫びと共にソルジャーマンは胸の傷跡から血が噴き出す！？
慌てて医者が駆けつけるが…ソルジャーマンはその無念を最後に、既に事切れてしまっていた…
本物のソルジャーによる証言で彼がニセモノであることはハッキリするが
だが、そうなれば彼の正体はいったい…フェニックスも彼の正体を問いただそうとするが
死にゆく人物に自分の正体を知っても仕方がないと返しながら、ソルジャーはトドメの技を繰り出さんとする！！
「建物 人 家畜などを一瞬のうちに焼き払ってしまうナパーム弾並みの威力がある事からこの名がついた ナパーム・ストレッチだ―――っ！！」
両手両足を空中で固められたままリングへと落下するフェニックス するとその胸に『Ａ』の文字が刻まれる！？
その姿にキン肉マンも気づく 両手両足を決められはるか上空から落下させられた形となるナパームストレッチは
ボディに猛烈な空気抵抗を受け、まるで『Ａ』の形に裂けてしまうのだ！
このままいけばフェニックスは間違いなくリングに叩きつけられ死ぬ、だがマンモスマンもそうはさせまいと立ちはだかると
キャンバスの一部を四角くくりぬき、ビッグタスクで側面を突き刺し特製の即席うちわができあがる
そしてそのうちわ、ビッグタスク・ファンで巻き起こした強烈な風圧がナパームストレッチを外すことに成功！！
「よくも美しいフェニックス様の肉体に傷をつけてくれたな 今度はお前の肉体を傷つけてやる―――っ！！」
技を外されたフェニックスも先にリングに着地すると、空中に残ったソルジャーに追撃をかけんとするマンモスマン
ビッグタスク・ファンで、落下するソルジャーをショベルカーの如くすくいあげると
打ちあがったソルジャーの胸に、さらにビッグタスク・ファンを強烈に突き刺す！！ 勢いよくマンモスマンの一撃を突き刺されリングへと落ちるソルジャー
その胸は横一文字に鈍い傷跡を刻んでいた…！ さらには白目をむいて気を失ってしまうソルジャー
大人しくなったのを確認すると、今こそニセソルジャーの正体を暴かんとするフェニックス
そこに３人の邪悪神がフェニックスの前に現れる
３体の神は既に自分の推していた継承者候補が敗れたため、邪悪神の憑依者最後の一人であるフェニックスに協力するようだ
さらに先ほど死亡したソルジャーマンからも残虐の神が抜け出し、ニセソルジャーの手がかりを探っているという
大阪城では気絶したソルジャー…アタルに必死に励ましの声を送る大王だが
そこに突如、城内の窓から黒い鷹が入りこむと大王の持っていた予言書から一ページを破って飛び去ってしまう！？
しかも奪われたページはアタルのことを刻んだ１ページ…！大王も必死に鷹を追おうとするが
襲われて倒れた兵士に足をとられて転んでしまう大王は、鷹から予言書のページを取り戻す事ができず…
「た…大変じゃ！アタルの…アタルの生きていることが世間に知れれば正義超人界は だ…大混乱を起こす…
た…たのむ バッファローマンよ アタルを守ってやってくれ」
もはやソルジャーを守るのは、パートナーのバッファローマンしかいない…大王も涙ながらにそう願うしかなく
そこに残虐の神が化けた鷹が一同の元に戻り、ニセソルジャーのことを刻んだページを持ってくる
マンモスマンにそのページを受け取るよう指示を出そうとするが…大王の魂の願いにバッファローマンも気づき
マンモスマンが予言書の１ページを手にしたところで、バッファローマンがその腕を抑え！
「その予言書は絶対におまえたちにはわたさん！！ 超人十字架落とし！！
正義超人界の平和は このバッファローマンが命をかけて守って見せる！！」
バッファローマンはマンモスマンを抑えながら、トップロープから真っ逆さまにリングから落ちていく―――！？
＜つづく＞ 今朝の超人ニュースの録画だったはずなのに
リアルタイム放送になってやがる バッファローマンはそもそもナパームストレッチを邪魔するマンモスを止めろよ
なにボケーっと見てんだ
ナパームストレッチ決まってれば勝ってただろ これは牛も死ぬ流れか、とも思ったが
王位編始まってからここまでほぼ終始、強豪キャラとして書かれてるマンモスマンがここで脱落するとは思えんし
哀しいかなバッファローマンの決死の覚悟は不発に終わりそうだわ キン肉星王位争奪編５８ 滅びゆく一族！！ の巻
バッファローマンはソルジャーの予言書を守るべく、マンモスマンを超人十字架落としに固めたまま
３５０ｍの上空に浮かぶ立方体リングから飛び降りてしまう
だがマンモスマンと心中するかのようなその姿にキン肉マンも困惑
試合中いくらエキサイトしても場外乱闘を好まず、死ぬときはリングの上と豪語していたバッファローマンがなぜ…
ロビンはその姿に、彼を変えたのは口にくわえている一枚の紙切れにあると気づく
キン肉マン達がその紙切れに正義超人界を揺るがす事が書かれていることなど、知る由もなく…
しかしマンモスマンもだまってやられはしない、落下しながらもノーズ・フェンシングがバッファローマンの胸を貫く！
貫かれた胸からあふれ出る激しい返り血が、キン肉マンの顔にも降りかかる…
だがそれでもバッファローマンは予言書を渡すことはなく…怒りのマンモスマンはさらにビッグタスクを突き刺す！！
…バッファローマンの痛々しいその姿に、ソルジャーももういいと苦悶の声を上げる
確かにその1ページには自分の正体が書かれており、世間に知れれば大パニックとなるが、それよりも一人の命が大切として
ソルジャーの言葉に、ついにバッファローマンもその口から予言書の１ページを離してしまう……
―――零れ落ちた１ページを拾おうと手を伸ばしたその瞬間！バッファローマンが復活しマンモスマンを捕らえる！！
そのままブロッケンＪｒと同じく、格闘城の鯱に強烈なパワーボムを叩きつける！！
「くらえ バッファローＢＯＭＢ！！」
バッファローマンの強烈な反撃にマンモスマンもダウンし、予言書の１ページを奪取し返すことに成功する
正義超人界の未来を守る事ができたと、城の上で１ページを握りしめながら高らかに叫ぶのだった
その姿にキン肉マン達も大歓声、ソルジャーも勇ましいその姿に声を上げるが
一方で苦悶の声をもらすのは、フェニックスと邪悪神たち…
このままソルジャーが勝ち進めば、邪悪神の手がかかった王子が決勝に行けなくなってしまう
邪悪神が超人界を支配する野望のためにも、フェニックスに何が何でも勝ってもらわなければいけない
その為にも卑怯な手段も辞さないとして、邪悪神たちは天から一本のロープをフェニックスに伸ばす
フェニックスがそのロープを掴み、立方体リングから離れると
その瞬間邪悪神達が火の玉と化して立方体リングをぶち破り、内部の浮遊装置を破壊してしまう…！！ 邪悪神たちが浮遊装置を破壊したことで、ソルジャーを乗せたまま一気に城へと落下してしまう立方体リング
このまま城に落ちればソルジャーはもとより、その下にいるキン肉マン達も下敷きとなる
その結果、生き残りは宙のロープで難を逃れているフェニックスひとりになる、という寸法である
…だが、屋根に激突するその寸前で、突如立方体リングの落下が停止する
そこには一人、屋根の上にいたバッファローマンがたった一人で立方体リングを受け止めていた……！！
…もはや体中血まみれのボロボロの状態にありながら、なおもソルジャーのために戦うバッファローマンの姿に
キン肉マンもなぜそこまで命を張るのか…ソルジャーの方もまるで自分のために戦ってるかのような姿に
そう疑問の声をもらすと…バッファローマンは大昔にいたとある一族の事を語り始める……
「お…大昔……… オレの先祖であるバッファロー一族は今のキン肉族に負けぬくらい 大王と民衆が一体となって大繁栄していた
し…しかし一族が繁栄すると必ず王の座をめぐってきたない争いが起こる…
オレたちの先祖のバッファロー一族は王位をめぐり長年にわたって戦いに明け暮れた末
生き残る者は誰もいなくなり とうとう一族は崩壊してしまった…
あ…あの隆盛をほこっていたバッファロー一族も無益な戦いの末 生き残ったのはこのオレひとりとなってしまった…
だからキン肉マン フェニックス ソルジャー お前たち三人には
オレたちバッファロー一族の二の舞を演じぬよう 正々堂々とあくまでリング上の戦いだけで決着をつけてもらいたいんだ―――っ！！」
血塗られた一族の過去を語るとともに、バッファローマンはその目を見開き三人に向けそう叫ぶのだった
＜つづく＞ アタル、シングル戦だったらフェニにもマンモスにも勝ってただろ しかし邪悪神の行動は誰にも咎められないのはどうなってんだろ
フェニックス以外には見えてないのか？ バッファローマンはめちゃくちゃ激動の人生送ってるなあ…
没落した王族の血を引く流浪のファイターで、後に悪魔に魂を売ってそのあと正義超人の一員に加入とか
割とダークヒーロー系の主役にいてもおかしくなさそうな盛り具合だわ そもそも邪悪神の企みを100人の神様は何でなにもアクション起こさないのかと
ここまで露骨に介入しだしたんだから神様たちも止めに入れや バッファロー一族ってそのまますぎるだろと思ったのは俺だけか
ソルジャー勝ち進んだことを心配って・・・ニセモノなのにソルジャー失格にならないんだな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
