三大漫画家といえば 鳥山明、手塚治虫あと一人は?
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
「先駆け」とか「開祖」といったアドバンテージを無視して
絵の上手さやテクニックで三大漫画家を選ぶなら誰が相応しいか? ストーリーもなしか?
漫画的に絵が上手いというのもジャンルあるからなあ まずコマ割りなら手塚
ストーリー能力は難しいが手塚か神が降りてるときの永井
エンタメ性なら鳥山辺りがトップだとは思う 単純に絵の上手さで言うと、
青山剛昌・浦沢直樹・矢口高雄・安彦良和・藤田和日郎…
現役で つくしあきひとやイラストレーターの仕事してた人は大体上手いな >>857
そおかぁ?
美大の最高峰の芸大出た人たちは、ひととコマだけ見ると上手いが
全体的にみると動きがヘタ、躍動感が無い
ドロヘドロとかリューシカとかとんがり帽子とかそう
漫画は単なるイラストの寄せ集めではなく、もっと複合的なアートだと思う 手塚は開祖とかじゃなくストーリーテラーとしても超天才だろう
絵だけなら評価下がるけど、漫画はストーリーとキャラが重要 ストーリーを重視しちゃうと、どうしても
原作付きの漫画を描いている人が不利になるよね 例えば、ちばてつやは「あしたのジョー」、川崎のぼるは「巨人の星」
の大ヒットで知られているが原作付きなので評価されないのは勿体ない
梶原一騎がすごいのか、たまたま担当した漫画家が優秀だったのか それは皆で意見を出し合うから、
漫画家と原作者と担当編集者が優秀だったんだろう。 手塚治虫はガンダムに対し、「負けます」「僕には作れない」
と言っていたようだね
なら手塚も原作を付けて描けば良かったのにな
鬼丸大将は不発だったが 自分の描きたいものいくらでもあったんだから原作ものに手を出すヒマなんてなかっただろう
自分には描けないって言ってるもの無理やり描かせる理由もわからんし >>865
冨野が虫プロ出身だからエールを送ったんだろう
あの負けず嫌いの手塚が本心から言ったとは思えない >>869
でも降参宣言は藤子Fや鳥山明にも出してるよね
「僕より才能が上」とか「勝てません」とかね 手塚は原案はいいんだけどな
それが上手く昇華されているかと言えば、いささか「?」だな
彼一人だけではガンダムみたいな手の込んだ作品は無理だろう それは竹取物語の作者にクリスティみたいな込み入ったミステリかけないって言ってるような話だと思うが 誰かが手塚の「ボンバ」は、ジョジョのスタンド使いだと指摘してたけど
手塚はそういう着想が実に素晴らしい
最初の着想が素晴らしいだけに、ジョジョのような大作にまで
昇華できなかったのが惜しまれる
やっぱり編集者と二人三脚で作っていくべきじゃないのかな 手塚はとにかく色々描きたがってるからな
大作を増やしたくなかったのかも 手塚治虫、赤塚不二夫、ちばてつや
鳥山明なんて入る訳ないだろ 手塚治虫はアイデアマンだからバーゲンセールするほどアイデアが無限に湧き出る
その手塚治虫が生んだアイデアを今の漫画家やアニメーターは知らずに流用してる
だから漫画もアニメも手塚治虫の時代からあまり進化してない
過去の遺産にしがみついてるだけ
もっと斬新なアイデアで新しい事をしていかないと業界は滅びる 流石にそれは過言というか今の漫画家に厳しい
手塚治虫自身が自分がやったのは戦争で断絶した漫画文化の復興や
絵本的だった戦前漫画から小説や映画的なフィクションへと戦後漫画の流れを切り替えた面が有ると認めてるんだし
いつだって新しい挑戦は行われてる物だ
それが手塚並みに実を結ぶ事は中々無いだけで 手塚治虫が全部やり尽くしたんだよ
ぺんぺん草さえ生えてない それはないな
手塚は実験的なこともいろいろやってるから
掠ってはいる、みたいなのまで含めると
手塚の手が及んでないものは無いと言えるのかも知れんが
手塚では扱いきれなかったもの、手塚には完成できなかったもの、
手塚が放り出したもの、手塚は諦めたもの、
そういうものだって当然あるわけだし 漫画の手法を言ってるんだよ
システムというか枠組み作りね 抽象的すぎるな
劇画は手塚が手を広げる前に出来たし 手塚は鳥嶋和彦みたいな編集者に何度もダメ出しされながら、
週1本の連載に全力投球してたら、すごいのが描けてたと思う 並行連載でBJと三つ目ときりひとと陽だまり描くような天才が
それらを描かずにすごいの一本描いたとして損したのか得したのか判断しづらい 手塚治虫
「漫画だって三十年たっても読まれなきゃ本物じゃないと思ってるんです。
今、描いているものも来世紀になって読まれなければ、失敗だと思います。
(中略)
やはり大当たりする鳥山明のパターンが漫画の姿なのか……。
鳥山明にはかなわんです。(笑) 」
手塚も超大ヒット漫画を描いてみたかったと思う 鳥山明には連載しなくなって30年経った漫画なんて1つもありませんが ドラゴンボールは連載開始30周年
ドクタースランプは連載終了後30年経過してる ドラゴンボールは鳥山明原作で今現在も新作を連載中だし
ドクタースランプは、ちょっとだけかえってきたで20年ぐらい前まで連載していた >>892
どっちでも大して変わらんだろ。
焦点は、連載しなくなって30年たっても読者の記憶から忘れられず読まれるかどうかなんだから >>893
リメイクまでカウントしちゃうと、
アトムでさえ浦沢のを入れたらまだ30年経ってないことに >>863
梶原は一字一句変えちゃ駄目だったらしいな
川崎は忠実に原作なぞってるから巨人の星は梶原節全開で時代の変化に耐えられなかった
千葉は梶原の原作に忠実ではなかったけど、梶原に信頼されてて多少の変更は許容されてたという話を聞いたことがある
セリフ回しが今見てもあまり不自然ではないね
あしたのジョーは千葉の作品て感じがする >>875
下手に大作作ってその作品に縛られるより新しい着想の作品をどんどん生み出すスタイルの方が手塚に合ってる
手塚だけじゃなく不二子や石ノ森も同じスタイル
先人のアイデアを拾って深く広く広げてくのが今の時代に合ったスタイルなんだろう >>885
トリシマくらいの知識じゃ到底太刀打ちできないと思う
あの人も文学や歴史に詳しい博学だけどね
手塚の対談のビデオや本を読むともうあの人は化け物
落語も演劇も音楽も映画も哲学も宗教も自分のフィールドへ相手巻き込んで熱く語れる超オタク
立川談志との対談読んだが談志が赤ん坊扱いだったよ
話術にも優れた人だった
まさに漫画のエヴァンジェリスト
映画やドイツ語でも語れるからハリウッドの監督でも全く物怖じしてなかった
一見温厚に語りかけるんだがとにかく熱い人だったな ドラゴンボールみたいにもうちょっとだけ続くぞいってキャラに言わせてまで
ズルズルと引き伸ばされた手塚作品なんて見たくない むしろ鳥山明にはもっと沢山の漫画を描いて欲しかった
大ヒットなんてしなくていいから鳥山明の描きたい漫画をもっと読みたかった
これは荒木飛呂彦にも言える
作品が好きな人と作家が好きな人で価値観が違う
作家が好きな人は色んな作品を読みたいと思うはず >>886
でも手塚に時間を与えて、じっくり描いた漫画も見てみたいんだよ
数ある連載に追われてサッサと仕上げるだけが漫画じゃないと
早碁もあれば、じっくり打つ碁もあるように 火の鳥が手塚がじっくり描いた大作漫画じゃね
火の鳥は他にも描きたい話あったみたいだし >>900
作家には十年の時間かけても大作を描けない人もいれば、一年もあれば大河ドラマが描けてしまう人もいる
巻数だけが長くても、人気による連載引き伸ばしになってしまったら大作ではないし
手塚は普通の作家10人分の作品をひとりで描いてるじゃない >>901
そこで鳥嶋和彦の登場ですヨ
あの人の感性で何度もダメ出し→作り直し
喧嘩にならなきゃ手塚の潜在能力をもっと引き出していたと思うんだがな
ダメかしらね >>905
ワンピースの人は十年で連載終わってたら評価されてた
まだ代表作をして一度も完結させてない作家は評価難しい 風呂敷は広げるのは簡単だけどたたむのは難しいからね >>911
ワンピースについては、そこはしっかり考えられてそうだから、あんまり心配してないけどね 作者がちゃんと考えててもジャンプは引き伸ばしのために
間延びさせちゃったりするから信用ならない 何て言うのかな
編集者がクライアントに近い立場で物申す
デザイン業界なんて、そうじゃん
デザイナーに好き勝手に自由に作ってくれと言うほうが稀だよ 手塚がダメにされそう
漫画家より知識が豊富な編集がつけばいいけど
手塚の方が鳥嶋より知識豊富だし感性も豊かだから
足手まといの足引っ張りにしかならなそう でも他人の知恵や助言を活用できるのは、いいことだよ
黒澤明はたった一人では脚本を書きたがらないし、
赤塚不二夫もブレーンを置いてた
鳥山明の場合、それがマシリトだっただけ くだらないとこで揚げ足とるなよ
相談相手が居るって事だろ 手塚も出来上がった原稿見せて編集が気に入らなかったら書き直したりしてたらしいじゃないか
締め切り過ぎた後に >>923
そうだよな
漫画家なんてみんなそうなのにマシリトだけ持ち上げ過ぎなんだよ
鳥山明が凄かったというだけ マシリトはジャンプ黄金期に大きく貢献した敏腕なのは間違いないけど、
まあ作品に描かれたから有名になったみたいなのはあると思う
キバヤシやカベさんや中野さんも同じ
裏方で名前知られないけど敏腕という人はきっと大勢いる 幕張の担当もBAKUMANの頃には編集長になってたしな
自分の事を面白可笑しく描く事を漫画の為に許す編集者は大物の器なんだろう ギャグかコメディ担当してなきゃという前提になるけどな 嶋とかフジリューのおまけ漫画とかマキバオーとかに出てるけど
狭量な犯罪者じゃん 鳥山の描いたドラゴンボール第一稿は、ボツにされた
マシリトのエンタメ志向は一級品だと思う もちろんマシリトだって万能じゃないけどね
悟空の大型化に反対したり、ワンピース連載に否定的だったりと
結構やらかしてる マシリトは変わってるけど仕事が出来る人なイメージ
漫画よりゲーム業界の方が向いてると思う >>931
ぼくのそんごくうが描かれたタイミングでは
マシリトの知識にもマンガに対する積み上げがないだろう >>935
「ぼくのそんごくう」の頃はカンフー映画ブームがまだ来てなかったからなぁ
燃えよドラゴン公開(1973年)
ぼくのそんごくう(1952〜1959年)
ヒットしたとしてもカンフー路線はなかったろうね >>932
実はこれボツにしたの鳥山の奥さんなんだぜ
最初は悟空は猿だったが奥さんにナイって言われて変えたって言ってた 当初は鳥山版『西遊記』を目指しストーリーを進めようとしていたが、
担当編集者の鳥嶋和彦の反応は「西遊記そのものではないか」と冷たかった。 知名度・影響力で手塚に並べる人となると、藤子F、さいとう。この二人のどちらか。 「ドラゴンボール」「ぼくのそんごくう」
どっちが上? なんだその比較
夏目雅子の西遊記とドリフの西遊記含めて考えなきゃいけないような戦後の許容史の話か? ドラゴンボールって編集の引き伸ばしのせいで酷いことになっちゃったからなぁ 赤塚の、おそ松くんはデカパンやイヤミなどの
個性的な脇役の殆どのキャラデザを、高井研一郎が任されていた
やっぱり人とコラボできる漫画家は大きなヒットに結び付く感じ >>944
そこまで酷いか?
迷走したのはブウ編序盤くらいだろ
今の酷いのに慣れすぎて鈍感化してるかもだけど 今の漫画に慣れちゃうと
単行本一冊や二冊分の迷走は許容できちゃうところあるよな >>1
やっぱり三大漫画家を選ぶには、世界的な知名度だな マジンガーやグレンダイザーで異常な知名度誇る永井豪確定だな 知名度で決めてしまっては、ナルト、ドラゴンボール、キャプ翼になってしまってつまらない >>950
大体合ってたけど、キャプ翼は無かったね。
世界で有名な日本人漫画家の知名度ランキング(2018)
第1位 岸本斉史
第2位 鳥山明
第3位 藤子・F・不二雄
第4位 青山剛昌
第5位 尾田栄一郎
日本での漫画家知名度ランキング(2018)
第1位 手塚治虫
第2位 水木しげる
第3位 鳥山明
第4位 赤塚不二夫
第5位 石ノ森章太郎
各個人の主観で決めてたら永遠に決まらないから、
知名度で決めるのが結局は無難なのかもしれないね。 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。