ドミニオンと言うか世界に関しての話だけど
世界ってのは「個人が認識し定義し得る最大範囲」の事なんで
「地球上の何処かに現実的物理的に存在する場所」とそのままイコールではないっぽい
(無論殆どの人にとってはイコールだけどそうじゃない人もいる)

例えば熱心なカトリック教徒の人だと「聖書の内容が真実」なんで
現在でも大真面目に天動説を常識としていたりするが
文字通り「視えている世界観が違う」事になる
こうなると最早科学的に観測される地球や宇宙とは関係が無い

同様に考えると例えばインペちゃんなんかは
廃倉庫をドミニオンの依り代と言うか出入り口にしてるが
「現実の廃倉庫の中」と「レッドホラーハウス」とは全く違う

現実の上からインペちゃんが「俺にとって世界とはこういうモノなんだ」と
強烈に認識し定義した世界観(これがドミニオンの本質)を押し付けて
空間の様相を無理矢理上書きしている状態

上書きされた空間は「最もその世界観が濃く出る(故に最も実力が出せる)本拠」ではあっても
「世界観そのものである本質」ではなく、本質は常にインペちゃん自身と共にある
だから廃倉庫から外に出歩いても「ドミニオンから離れた」事にはならない
(そうでなければ帰還門etcのドミニオンアーツが使えない)

なので基本、魔物や半魔からのドミネーター化は一方通行
メフィストおじさんなんかは気紛れで「自分を只のホームレスだと認識させる」様に
世界律組んでるから半魔っぽく見えるけど
実際は闘技場に引き籠ってても何一つ不自由しない
(半魔と違い「人間との絆が無いと困る」タイプでは無い)


・・・というのが個人的解釈