ボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(43)が21年2月28日、東京ドームで開催される新格闘技イベント「MEGA2021」に出場すると16日、発表された。

対戦相手は未定ながらも、他対戦カードも含め、さまざまな格闘技団体の王者クラスの選手たちにオファーを出すという。大会コンセプトは日本だけでなく、世界中が盛り上げる最大級のイベントになればとの願いを込めて「MEGA」と名付けられた。

メイウェザーは17年に米国で元UFC2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)と対戦した後、引退を表明。18年大みそかのRIZIN14大会では、キックボクシングの「神童」那須川天心とエキシビション(3分3回)で対戦した。昨年6月には、自身がマネジメントするTMT(ザ・マネー・チーム)ジャパンを設立。格闘技イベントを手掛け、再び日本でエキシビション戦に出場する姿勢を示し「できればいいなと思う。金額とタイミングが合えば実現する」と発言していた。

なお大会開催には、TMTジャパンが昨年、ビジネスパートナーとしてライセンス契約を結んだWEBマーケティング事業、Eコマース事業を手掛けるトラストライン(本社・大阪府)が協力している。