>>606
>ダメージと体力消耗によりついに打ち合いの最中に井上の左のガードが下がる
>その瞬間ロドリゲスの右フックが井上の側頭部に炸裂する



先でも述べたように、井上の左ガードは初回2分すぎたころから
すでに下がりだす。ロドリゲスのポイントをうばう軽いパンチが
カッとなりやすい井上の性格に刺激を与え、
アホの井上は即反撃に転じようとムキになるからだ。

両者はお互いに中間距離を得意とするが、2人の違いは
井上はほぼ接近戦のレパートリーは皆無だが、
ロドリゲスはあまり得意ではないが、井上ほどひどくはない。
両者の明らかな差は中間距離の打ち合いから接近戦にもつれたときに
ひどく表れる。ロドリゲスは細かいショートのパンチを
井上にポンポン当て始めるだろう。
それで単純バカの井上はムキになってブンブンパンチを振り回しだす。
まるでロドリゲスを親の仇のように感情むき出しにして
攻め込む時が来る。2R中盤あたり。
ロドリゲスの目が光るときは、まさにその時だ。
それまで右パンチで何度か井上の顔を跳ね上げていたが
とどめの一発は絶妙の左フックのカウンターで
井上は垂直に膝から崩れ落ちる。
視聴者の日本のファンは一瞬何が起きたかわからないような反応で
呆然とし、徐々に現実を知りだして泣きわめきだすだろう。
そして、それらの悲しみは即、いままで強者井上と騙されていた
怒りに代わりだすだろう。