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前節、同タイプ上位互換チームの渋谷に想像通りの試合展開で連敗。
遂にリーグ戦の連敗は危険水域の9に伸び、更に先週末の天皇杯初戦でも京都相手に同じく4Qで力尽き、公式戦10連敗を喫してしまった。
ディフェンスはリーグでも通用しているが、得点が最低という状態で今後の勝利も期待出来なくなってしまった。
フロントはこの状況を打開すべく、遂にレーンをリリースし、昨シーズン千葉に所属、リーグ最優秀シックスマンを受賞したタイラー・ストーンを獲得した。
とはいえ、来日から1週間も経っておらず、合流も11月28日という状態でストーンに多くを望むのは酷。
しかし、それでも今の島根には特効薬であることには間違いない。
これまで島根に無かった強烈な個の力がどれだけの可能性を見せてくれるか注目したい。

今節の対戦相手である北海道は島根とは逆に攻撃に力点を置いたチームである。
平均得点リーグ4位18.1点のトラソリーニを筆頭に、11.3点のウィッティントン、8.4点の折茂(47歳の社長)とタレントも揃っている。
また、その中でもスティールはリーグトップ(トラソリーニは1.9でリーグトップ)と厳しいチェックも見逃せない。
しかしながらDRはリーグワーストという点で付け入る隙は無いとは言えない。

島根としては北海道よりも上回るディフェンスでいつもの如く踏ん張り、2Qと4Qに投入が予想されるストーンを出来る限り活かしたいところ。
キープレイヤーはストーンではなく、彼にボールを供給する岡本・エド・渡邊を挙げる。
ストーンはレーンよりも平均得点が10点近く上回るが、ストーンのスタッツは千葉(富樫)でのものであることを考えると額面通りの上乗せは考えにくい。
それに近づけるためにも、キープレイヤーの3人が連携不足というネガティブ要素をどれだけ消せるかが鍵となる。