>>299
高橋進の文章で西村義弘を評した以下のものがある。
「(前略)すべてを振り切って地元の新日鉄大分製鉄所に入った。(中略)西村もおしまいだと
いうささやきがあちこちにあった。当時私は新日鉄八幡にいて、本格的に競技に取り組む
決意があるなら八幡に転勤したらどうかと声をかけた。返ってきた回答は「気ままにこちら
でやりたい」。私は公然と、ああ、あいつはこれでおしまいだと指摘した。」
論評するまでもないが、こういった文章を公刊する辺りに高橋の性格が良く現れている。