宮ア駿が火垂るの墓を批判するのも、自分の実感があるから
宮ア駿は年齢的には節子より1歳年下なんだよ
終戦当時3〜4歳だろう
叔父は宮崎航空興学の社長、父親は役員をしている
戦中は中島飛行機の下請けで飛行機の部品を作り、多いに儲かったに違いない
宮崎家はそのため裕福だった

火垂るの墓で、巡洋艦の艦長の息子が飢え死にするということがおかしいと主張している
要するにエリート軍人の恩給があれば、子ども二人が飢え死にするわけがないとう考え
それは宮ア駿自信、戦後の貧しさを経験していないことがないから

とはいっても、場所によってはお金があっても食べ物が買えない状況があったり
地域のコミュニティーから飛び出してしまい配給が受けられなかったことも考えられるし
兄の清太がバカで、節子を養育できなかったということもある

映画の中では、清太は飢え死にしたのではなく節子を死なせてしまって生きる気力がなくなって死んだと考えてよい
実際は、野坂は妹の頭を殴って失神させておとなしくさせたり、妹の飯を横取りしたりとムチャクチャだったため、
せめて物語の中では、責任を取って懺悔の気持ちもこめて清太を死なせたのだろう