水卜麻美アナ、「後輩の披露宴呼ばれなかった」話に見る“人気者の私”という強い自意識
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リア充を嫌う現代、テレビの世界で人気者となるには、“見せ方”にコツがいる。人気者
イコール見せ方上手と言っていいと思うが、「上手の手から水が漏る」というコトワザどお
り、うまい人も失敗することがあるんだと思わされたのが、9月30日放送『行列のできる法律
相談所』(日本テレビ系)での日本テレビ・水卜麻美アナウンサーだ。

 この日、同局の徳島えりかアナウンサーが、番組アシスタントを卒業することが決まって
おり、水卜アナは「友達代表」として、その様子を見届けに来ていたが、自身のイメージア
ップにはならなかったのではないだろうか。

 オリコン調査「好きな女性アナウンサー」、「週刊文春」(文藝春秋)の「好きな女性アナ」
で5年連続第1位を獲得するなど、無双状態の水卜アナ。人気者こそ、“ヤバさ”を演出するこ
とが今の時代に大事であることを、彼女は知っている。水卜は後輩である徳島アナのことがヤバ
いくらいに大好きで、「次の人生の楽しみは、徳島の結婚式に行くこと」「ウェディングドレス
姿がみたい、なんなら私もお金を出すから」と言うくらい、楽しみにしていたそうだ。しかし、
当の徳島は東京で披露宴をせず、「(披露宴は)終わりましたよ」と事後報告してきたという。
天下の水卜アナが、袖にされるエピソードを面白いと思うのかもしれないが、ここには、水卜
アナの2つの本音が隠されているように感じる。

 まず1つめは、水卜アナの人気アナとしての自意識だ。このエピソード、人気ランキング1位
の水卜アナとランキング圏外の徳島アナの立場を入れ替えてみたらどうだろうか。徳島アナが
人気ランキング1位の水卜アナの結婚式に、行きたかったが呼ばれない、披露宴が終わってから
報告があったという話だった場合、テレビでこのエピソードを披露できるかといったら、無理
だろう。人気アナウンサーに「いじめられた」と言っているようなものだから、番組にとって
も良い影響はないだろうし、この後の人間関係がギスギスすることは目に見えているからである。