youtube映像のコメント欄には青少年女子向け恋愛教本への
お世辞の称賛コメントに混じって、謎の低評価が多いことが
不思議に思った。

確かに一瞬のパンチラシーンがあったが、それだけが反響の
原因では無いため、ネット上の電子書籍試し読みを漁って、
その漫画数巻の無料部分を読んだが、そんなもんは無かった
ことは当たり前なことで、それはさておき気付いた点がある。

コメント欄を見ると、海外在住女性の潜在読者層と成り得た
であろう視聴層のうち、現実にはちんちくりんと馬鹿にされ
続けて、惨めな青春時代と学校生活を送り続けた経験で、
ずっとコンプレックスを溜め込んでも、いままで現実社会では
感情封印し続けた者だけには、何か得られるものがあった
だろうし、そんな一見さん泣かせの性質のある作品のようだ。

たぶんアニメ制作各社は確実に最警戒でマークしただろうし、
アニメーターが幾ら情熱や劣情感を注いで作画し続けても、
狙ったヒット作には限界があり、相転移変化を伴うポルナレフ
敗戦の辞状態な佳作を相手にして、何だか敵わない格の違いを
痛感させられたと思う。