山口組組長に「突然おらぁ」神戸側が怒声 JR新神戸駅
2016/9/5 12:09

神戸市中央区の山陽新幹線新神戸駅で5日午前、指定暴力団神戸山口組の組員ら約20人が怒声を上げ、
一時騒然となるトラブルがあった。当時同駅には、対立する指定暴力団山口組の
篠田建市(通称・司忍)組長(74)が姿を見せており、兵庫県警がトラブルの経緯を調べている。

捜査関係者によると、同組長は山口組総本部(同市灘区)に直系組長らが集まる定例会に出席するため、
新幹線で神戸入りしたとみられる。

県警は防弾チョッキを身に着けた捜査員らを改札口前に配置し、
集まっていた神戸側組員の所持品検査をするなどして警戒。
組員らは突然「突然おらぁ」などと叫んで同組長に近づこうとしたが、捜査員が制止した。けが人はいなかった。

昨年8月末の山口組分裂以降、両団体が絡む事件は兵庫県内など全国各地で90件近く起きている。

神戸新聞NEXT
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201609/0009458613.shtml
神戸山口組系組員らを制止する兵庫県警の警察官ら=5日午前10時41分、山陽新幹線新神戸駅
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201609/img/b_09458614.jpg