0006スペースNo.な-74
2018/02/16(金) 09:50:41.14https://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/1106604.html
収入850万円超のサラリーマンにとって増税になる!といった側面などが
大きく報じられている今年の税制改正だが、フリーランスにとっても無視
できない大きな影響がありそうだ。場合によっては、青色申告特別控除の
控除額で損をする可能性があるのだ。
※以下はすべて年収850万円以下の場合が対象
個人の所得課税、フリーランスには有利に?
フリーランスにも多く使われている「クラウド会計ソフト freee」を提供するfreee
株式会社のプロダクト戦略本部プロダクトマネージャーで公認会計士でもある
高木悟氏によると、今回の改正案で示されている個人の所得課税に関する変更の
大枠は以下の2点。
基礎控除額を一律10万円引き上げる
給与所得控除額を一律10万円引き下げる
すなわち、所得のある個人全員に適用される基礎控除額が10万円増額される
一方で、サラリーマンに適用される給与所得控除額は10万円減額される。
サラリーマンにとっては、この部分ではプラスマイナスゼロというわけだ。
一方で、給与所得のないフリーランスであれば給与所得控除は関係ないため、
基礎控除の10万円増額のみとなり、サラリーマンよりもフリーランスのほうが
優遇されることに。働き方改革を推進する政府が、フリーランスが働きやすく
なるようにした改正だと、高木氏は指摘する。
とはいえ、フリーランスが手放しで喜べるわけではない。改正案には、青色
申告特別控除の控除額を現行の65万円から55万円に引き下げることも
盛り込まれているからだ。