昔のITは、当たり前だけどユーザーが使うインターフェースと、アプリケーション本来の機能を一緒にして、
時にはハードも組で売ってました。

最初は1980年代にハードが切り離されて「オープンシステム」とか呼ばれるようになって、
インターネットの興隆後にインタフェース(Web)が切り離されるようになりました。

今、データの保存(あるいや永続化)にはデータベースを使うのが当たり前ですよね。
実はこれは、インターネットの興隆前はそんなに当たり前ではありませんでした。
自前の保存システムや永続化システムが、システムに埋め込まれて売られることが
非常に多かったのです。
脆弱だし、性能もよくないはずですが、「アプリケーションに特化してある」と言い訳していました。

こうしたコンポーネントも組になって売られている分、今との比較では、お金も納期もかかってたはずです。