>>324
ジル本ではそうだったけど、その後の扉本で変えてるからなぁ
段階を踏んで少しずつ虚実の虚の割合を増やしてるように見えるけどそれはあなたの言う「卑怯」
ではないの?むしろ巧妙なやり口とも見えるけど…
それに山岸さんは「雪と星と天使と…」でなく「弟」を読んでの訪問だったのに、それは嘘じゃないのかな


以下まとめサイトより転載↓(改行位置変更)

【山岸が竹宮を訪ねたときの会話が以下において「このとき伝えてくれたように思えた」が「私に先に
描かれちゃった、ということでした」と「感想」から「事実」へと変化しており、同一のできごとの説明に
極端な差異が認められる】

【山岸が「一番は竹宮さんね」と発言した事実は認められないが、それに続く文章が「とも言っていた」
で結ばれていることにより、山岸が発言したように読み取れる文脈になっている】

【山岸は「弟」を読んで竹宮を訪ねたが、竹宮は「雪と星と天使と…」を読んで会いに来たということにしている】

竹宮:「自分もずっと同性愛的なものをやりたいと思い続けていたんだけど、一番は竹宮さんね」というような
ニュアンスをこのとき伝えてくれたように思えた。
「私が描きたいのはもっと大人のホモ・セクシュアルなの。私も頑張るつもりよ」とも言っていた。
*2019年「ジル文庫」107ページ
 ↓
竹宮:実は彼女(註:山岸)も全く同じことを、男性同士の愛がありうるということをどうしても描きたかった
そうです。でもその手段を探しているうちに、私に先に描かれちゃった、ということでした。
*2021年「扉本」69ページ