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<「スクラップ直行」>
ミシガン州を本拠とするムンロ・アンド・アソシエイツは、自動車解体事業者としてメーカーに改善のアドバイスを提供している。同社を率いるサンディ・ムンロ氏は、「モデルY」のバッテリーパックは「修理可能性ゼロ」だと言う。
「テスラの構造的バッテリーパックは、何かあったらスクラップ直行だ」
EV用バッテリーの問題が明らかにしているのは、自動車メーカーが喧伝する環境に優しい「循環型経済」に潜む落し穴だ。

電気自動車(EV)の多くは、事故によりバッテリーに軽微な損傷があっただけでも修理や評価が不可能になる。保険会社としては、たいした距離も走っていない車両を全損扱いとせざるをえない。