>>788
横からその“原点”について意見を述べさせていただく

ペースの違う車両が混在する公道での振る舞いにおいて
法規に沿う範囲内で譲り合ってトラブル無く公道を利用しましょう
というコンセンサスが前提に無くてはならない

問題はその譲り合いの解釈が都合や衝動などをきっかけに変化し
本来は平等でなければならない譲り合いの場に
優先度という物差しが生まれてしまうことではないだろうか

具体例で説明すると
右車線走行中に追い付いた車両が車線を譲って欲しいと考えたとき
前車が気付いていないと考えてウインカーや短いクラクションなど
合図を送る行動に移すことが今回の論点になると思う

前述のコンセンサスが前提にあるなら前車は譲ってあげるだろう
譲られた車両がお礼の合図を示せば感情的にも丸く収まるはずだ

しかし現状はコンセンサスも曖昧で優先度も個々によるため
前車の振る舞いが後車と対立を生む図式になる可能性も低くない
車両の殻で阻まれて意志の疎通が不自由な状況では
相手の状況や意向を勝手に解釈して憤慨することもあるだろう

それがここで言う強要のトリガーとなるのではないだろうか

思うように行かない状況に次第に感情がエスカレートし
相手を威嚇する行動に移ってしまった段階で強要の状況が成立するので
道交法上の違反行為とみなされて取り締まりの対象となる

常に法規と周囲に配慮した運転をしていれば
上記のようなトラブルは最小限に予防することが出来るはずだが
譲ることの意識に差がありすぎるケースは予測が困難で
予防出来ないこともあるかもしれない