>>250-251
逆にR31とR33は「スカイラインという車の本質とは何か」を問いかけた車だと思うかな。
そもそも初代は高級セダン、2代目からは大衆向けセダンとなったが、そこに直6ぶっこんだGTが登場、3代目のGT-Rと2ドアHT登場で伝説をまとめ上げた。

だが、そもそもその伝説とはスポーティな4ドアセダンありきじゃないのかい?と。

日産プリンス店でローレル(なり、そのバッジ違いの姉妹車)を売ってて、その上でスカイラインの2ドアクーペ売ってるんなら、スポーツ一点張りでもいいんだけどね。
ユーザーが求めてた車はそうじゃないだろう、マークII3兄弟に対抗できる、スポーツじゃなく「スポーティなハイソカー」だったんじゃないかと。

スパルタンな2ドアクーペがレースで勝つ?大いに結構。イメージもいいね。だけど4ドアセダンもそうでなきゃいけない理由は何?レースなんか出ないよ?って事になる。
R32の頃にJTCCがあって、R32セダンがコロナやシュナイダーのBMW318iをブッチぎりでもしてれば、もうちょっと説得力あったかもね。

そこまで考えると、32のオーテックバージョンなんかは本質を突いてて面白かったけどね(強いていえば33でやってほしかった。4ドアGT-Rじゃなく)。