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東洋ゴムは1995年、江蘇省昆山に台湾の正新橡膠工業股有限公司との合弁会社を設立し、
1997年から乗用車用ラジアルタイヤを生産。国内メーカーとしてはいち早く中国市場に進出した。
2002年には厦門市のマキシス国際有限公司などとの合弁会社に資本参加し、
2004年からトラック・バス用ラジアルタイヤの生産を開始。中国市場における需要に対応していた。
しかし、中国でのタイヤ需要は所期の予想を上回る勢いで伸長。
合弁事業では充分にそれに対応しきれなくなってきたことから、
東洋ゴムは09年、中国における2つのタイヤ生産の合弁事業の解消を決断。
併せて、同社の独資によるタイヤ工場の新設を表明した。それがTTZである。

横浜ゴムは中国・蘇州のトラック・バス用タイヤ工場隣接地に、
新たに乗用車用タイヤ工場を建設中。今年4月から年間生産
能力100万本で生産を開始、2017年末までに600万本まで増強する計画。
同工場では中国国内で需要拡大が見込まれる低燃費タイヤ「BluEarth」シリーズを中心に生産し、
いずれ新車用タイヤの製造も視野に入れている。

住友ゴム、中国タイヤ生産6割増 低燃費用 300億円投資
2017/7/19 1:31日本経済新聞 電子版
住友ゴム工業は2020年をめどに
中国でのタイヤ生産能力を6割増の1日あたり最大10万本に引き上げる。
湖南省の工場に約300億円を投じ乗用車タイヤを増産する。
「ダンロップ」ブランドを扱う店も1〜2年後をめどに7千店と1割増やす。
現地メーカー製のタイヤより価格は高いが、
深刻な大気汚染を背景にした低燃費タイヤの需要拡大に対応する。

ブリヂストン、中国・無錫工場のタイヤ生産30%増  日刊工業新聞
ブリヂストンは29日、中国・無錫工場で乗用車用ラジアルタイヤの生産能力を
約30%増強すると発表した。
2016年下期に、現在の日産約1万7300本から同約2万2600本に引き上げる見込み。

ベーシック系はすでに中国を含む海外製。
各メーカーともかなりのラインナップで中国製造が増加している。