単発の入札価格なんてあまり意味がない。
赤字覚悟の投げ売りだってあるからね。
ドイツのエネルギー政策は電力の暴騰を招き、家計を圧迫し、製造業のドイツ離れを引き起こした。
その高い電力も補助金で賄われている、黒字財政のドイツだから耐えられるものの今後の景気動向では補助金額も減らされる可能性がある。
ちょっと古い記事だがその辺りの事情を書いたものを紹介しとく

http://www.huffingtonpost.jp/bjorn-lomborg/energy-germany_b_5144506.html

基本的に太陽光や風力は天気任せ風任せで火力や水力、原子力の助けがないとまるで使えない電力だ。
ソーラーは夜や雨の日は発電できないし風だっていつも拭いているとは限らない。
そういう時には電気がなくても我慢できるというというならいいが、いくらなんでもそれは無理だろう。
欧州はまだ偏西風などで立地条件に恵まれているが、日本は再生可能は水力以外全く向いてない土地柄だ。
「自然」とか「再生可能」という枕言葉が付くと全てが可能のように勘違いする人が多いが、そんなに美味しい話はないという事を肝に命じるべきだと思う。