で、ランドナー愛好家にも色々な人がいてそれぞれの立場があるのだが、供給側の人を除いて類型してみる。

A.ツーリング実用派(積載性やマッドガード、フォーク抜きなど機能的な部分に着目)
B.サイクル野郎リターンズ(往年のスタイルが好き、思い入れ)
C.床の間マニア(乗るより眺めたり蘊蓄語ったり、今も昔もいる)

また、ランドナーというジャンルをどう定義するかにも人によって差異がある。

1.ツーリング車=ランドナーでしょぐらいのかなり大雑把な認識の人
2.ドロハンでガードついてるツーリング車はランドナーだよね位の比較的大きな認識の人
3.ランドナー全盛期の70年代から80年代あたりのスタイルのツーリング車を指している人
4.「ルネエルスガー!」的な原理主義者(極めて狭義でランドナーを捉えている人)

さらに、ランドナーの主たる用途についても捉え方の違いがある。

a. 小旅行からキャンプまでこなすレジャー目的の車種である
b.本来はレースやブルべを走る競技用である

加えて、現代的なテクノロジーに対してどれだけ許容するかもある。

1.stiレバーやディスクブレーキなど現代の主流は積極的に取り込みたい
2.現代的なパーツも程々に利用して実用的なツーリング車を組みたい
3.見た目こそが大事なのでなるべく旧規格のパーツで組みたい
4.ビンテージ以外認めん!

ちなみに私はB1a2
ただし、ランドナーはもっと広くとらえた方がいいとも思ってる。