シマノハブはフリーも含めたハブ両端でベアリング保持する構造になってる。
車軸用ベアリングの間にフリーベアリングが挟まれる感じ。
ハブの重量減にあまりこだわって無く、車輪軸の剛性を優先した設計なんだよな。
だから鉄フリーありきでカセットのスプライン溝設計したもんだから溝が浅く、アルミで代用するのが出来ない。
ホイール総重量が売りになる時代になると、苦肉の策でチタンフリーを採用した。

カンパはフリーを除いたハブ両端で車輪軸をベアリングで保持する構造で、外側にフリーが付く設計。
フリーに車軸荷重に耐える剛性も要らない為最初からアルミフリーで耐えられる深いカセット溝で設計された。

どっちが良いかは一概に言えないけど、汎用性の高さはカンパ方式の方が勝ってるので、他社でも多くがこの方式。