私はIMAI編集長に、
「だいじょうぶですよ。
駅まで自転車で通勤する人たちがみんなヘルメットを電車にもちこむスペースは満員電車にないし、毎日かかさず使って
るのを車内に持ち込めば臭いし、駐輪場は屋外にあるから、自転車にくっつけておくわけにはいかないでしょう。」
「ハハハ、それはそうだ。アナタの読みはあたるかもしれませんナ。」
そんな話をしたのを覚えています。

1980年半ばごろまでは、日本ではヘルメットをかぶって自転車に乗っている人は、純粋な競技選手か、冬でも
ワイシャツの腕をまくってネクタイをしてMTBに乗っているアメリカ人のモル門教徒かどちらかだったものです。