0003名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2022/12/23(金) 13:07:27.62ID:6MUjjess?2BP(1000) 俺...中の下ぐらいの顔 低身長 吹奏楽部 彼女...かなり美人(自分の中では世界一可愛い)身長低め 吹奏楽部
0004名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2022/12/23(金) 13:09:17.30ID:6MUjjess?2BP(1000) 出会ったのは中1の頃だった。 彼女の初めの印象は静かな読書好きな女の子というイメージだった。 初めの頃は全く話すこともなく、自分も特に何かしらの興味があるというわけではなかった。
0005名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2022/12/23(金) 13:13:21.07ID:6MUjjess?2BP(1000) 中1の秋頃、今の彼女と席が同じになった。 (ここからは彼女をA子とします。) 隣の席になったA子は初め自分が抱いていた印象とは大きく違っていた。 話してみると、ノリが良く、よく笑う子であることがわかった。そしてなにより、可愛かった。 本が好きなのは相変わらずで、休憩時間になると必ずと言っていいほど本を読み、ふと気がつくと、俺は本を読むA子に夢中になっていた。
0008名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/03(火) 14:12:49.56ID:BXR0z1AO?2BP(1000) 日が経つごとに話す回数も増え、それと同時に笑う回数も多くなっていた。
0009名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/03(火) 14:13:48.25ID:BXR0z1AO?2BP(1000) いつも話しているうちに、学校へ行くのが楽しくなり、気付けばA子に恋をしていた。
0010名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/03(火) 14:14:34.50ID:BXR0z1AO?2BP(1000) ことあるごとにA子を目で追ってしまい、ちょっかいもかけたくなった。
0011名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/03(火) 14:15:34.85ID:BXR0z1AO?2BP(1000) かなり仲良くなり、休憩時間も話すようになった頃、席替えの時が訪れた。(この頃には互いにふざけて馬鹿笑いできるぐらいではあった。)
0012名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/03(火) 14:17:17.96ID:BXR0z1AO?2BP(1000) 席替え後〜 気付くと自分とA子は全くと言っていいほど話さなくなっていた...この時点で俺はだいぶ諦めていた(後から聞いた話だと、A子が一方的に俺に嫌われてると思い避けるようにしていたと言う)
0013名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/03(火) 14:18:53.12ID:BXR0z1AO?2BP(1000) 時は過ぎ中2になった頃、A子とは別クラスになり、全くもって進展はなかった。だが、自分の思いは変わらずにいた。すれ違うたびにドキドキして仕方がなかった。
0019名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/14(土) 01:03:25.88ID:1ztNopuF?2BP(1000) ちな、ここで近況なんやけど、今彼女の寝息聞きながら(通話)これ書いてます。笑
0021名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/14(土) 01:08:14.01ID:1ztNopuF?2BP(1000) 中3の始業式。俺はドキドキしながらクラス替えの表を見に行った。 なんとそこには...!!!! A子の名前が...!!!! なんてことがあるのではないかなと淡い妄想を頭の中で繰り広げながら行くと、 本当に名前があったのである!!!!!! 俺は心の中で狂喜乱舞しながら何度もクラス表を見返した。「夢じゃない...!!」俺はその時決めた。「今年こそは絶対付き合ってやる」と。
0022名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/14(土) 01:11:40.14ID:1ztNopuF?2BP(1000) 新学期〜 俺とA子は出席番号が離れ過ぎているため、当然のごとく隣の席にはなれなかった。初めから俺はA子のことが気になってしょうがなく、気づけば見て目を逸らし、時折目があったと思って心をキラキラさせていた。(純粋なので。笑)
0023名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/14(土) 01:13:46.68ID:1ztNopuF?2BP(1000) 席替えは大体1〜2ヶ月ごとぐらいに行われるのだが、なかなか隣の席になることはなかった。それだけでなく、近くの席になることすらできなかった。(席替えはくじ引き)これでもかというほど真反対の席になってしまうのだ。
0024名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/14(土) 01:14:47.07ID:1ztNopuF?2BP(1000) 告白するは愚か、話しかけることすらできないチキンな俺により、なんの進展もないまま3年の後半へ差し掛かった。
0025名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/14(土) 01:18:04.09ID:1ztNopuF?2BP(1000) この時、ついに転機が訪れる。隣の席ではないが、自分の斜め前の席になったのである! すると、前話していたことがあったおかげか、一年のブランクはあったものの、スラスラと会話が続いたのだ。2人ともインドアなので、ゲームやポケモンの話で盛り上がることができた。
0026名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/14(土) 01:21:30.98ID:1ztNopuF?2BP(1000) 理科の時間〜 理科の時間は決まって班机になる。6人で1班のあれ。自分の学校では、班の中ならどこでも座って良かったので、俺は意を決してA子の前に座った。 (やっぱり可愛いな...)と思いながらぼんやりと授業を受けるA子を見ていると、それに気付いたのかA子は?と小首をかしげるようにこっちを見てきた。俺は首を振り、なんでもない笑。とごまかした。
0027名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/14(土) 01:25:06.45ID:1ztNopuF?2BP(1000) 班の話し合いの時〜 班の話し合いの時、大体は実験以外のことを話すのが大多数である。笑 いつもの通り班のみんなと駄弁っていると、好きな音楽の話になった。 俺は令和の中学生では珍しく、スピッツが好きだった。(今も大好き)車の中では決まってスピッツを流し、ピアノでスピッツの楽譜を買い、弾いていたほどだ。 みんなが好きなアーティストを言っていく中、A子が口にしたのはなんと、スピッツだった。俺はびっくりして目を見開き俺も!俺も!と思わず口にしていた。
0028名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/14(土) 01:28:21.29ID:1ztNopuF?2BP(1000) A子は驚いたような顔をし、なんの曲が好きか聴いてきた。 「君が思い出になる前に」と答え(マジでいい曲。A子に当てはめて聴いてたこともある。笑)「いいねぇ!!」と返してくれた。だいぶコアなところまで知っている模様。 そこからA子とはかなり話すようになった。オタクのように(もはやオタクだったが)休憩時間スピッツの話で持ちきりだった。この曲は○○だ〜とか○○もいいよね〜と、話しまくっていた。
0032名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/19(木) 00:40:47.97ID:SjepQL2J?2BP(1000) 時は過ぎ、卒業式の日となった。 A子とは相変わらずの関係で、特に進展もないまま中学を卒業することになるのか...と、進路先も決まっていないこともあり、悶々とした中、卒業式を迎えた。 卒業証書をもらい、教室に帰ると、最後のホームルーム?(特別仕様で、一人一人最後の挨拶をしていく感じ)があり、涙あり笑ありのとても良い会だった。 思い返すと、人生で一番良いクラスだったなと思うほど、仲が良く笑いの絶えないクラスで、素晴らしい先生にも恵まれた1年だったためか、泣く人が続出してしまった。 A子もその1人だった。男だから泣かないと決めていたが、A子にもらい泣きしそうになり、必死に抑えながら、最後の時間になるかもしれないA子のスピーチを聴いていた。
0033名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/19(木) 00:46:09.99ID:SjepQL2J?2BP(1000) ...やっぱり可愛いな... そう思った俺は思わず告白...!!というのもなく、スピーチは終了した。 「あぁ...結局何もなしで終わりかぁ...」と思っていた矢先、 A子から話しかけられたのだ。 A子「ここにメッセージ書いてくれる?」 そう言って卒業アルバムを渡してきた。 断る理由なんてなかった俺は心の中でガッツポーズしながら、お互いにアルバムを交換し、メッセージを書き合った。 (なんで書こうか...好きですって書いてもいいんじゃね?)とか思っている自分がいたが、最後の最後までチキン野郎だったので、「ノリが良いのが良いところだと思いました」と書いた。なんじゃそりゃ。笑 書いた後にものすごい後悔したが、その時は満足げに返していたと思う。笑
0034名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/19(木) 00:51:03.62ID:SjepQL2J?2BP(1000) 相手から何が返ってきたか。それが気になるところだと思います。笑 「今までありがとう!A子も○○って曲好き〜!!」と返ってきた。 喜びながら、特に何もなかったかぁ...!!とほんの少し悲しい気持ちを抱き、何度も読み返した。 そこで気がついたのが、(俺A子に○○って曲が好きってこと言ったことあったっけ?)ということだった。 なんとA子は、俺が好きな曲のMVの絵を描いており、それを覗いたということがわかった。 俺に少しでも興味を持ってくれている。その事実だけで俺は十分すぎるぐらい嬉しい気持ちで満たされた。 ...これにて中学生活は終わる。
0036名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/20(金) 21:49:58.68ID:QAdccFUG?2BP(0) 小学生の頃に同じ思いで片思いの子のアルバムにコメント書いたけど…声かけられるなんて羨ましいなおい 続きはよ
0038名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/24(火) 18:24:31.25ID:3dZn5RlU?2BP(1000) 中学卒業後春休み〜 ようやくスマホを手に入れた俺は、早速クラスラインとやらに入ってみた(もう遅いと思うが笑)。 やはり気になるのはA子の存在。 が、まだ入っていなかった。 2日後、クラスラインを覗いてみると数人増えていて、その中にA子の名前が入っていた。 俺は高鳴る高揚感を抑えつつ、個人LINEを交換すべきか悩みに悩んだ。 多分2時間ぐらい悩んだと思う。ようやく決心のついた俺は、A子に「よろしく」のスタンプを送り、返事を待った。 ピロン🎶 「よろしく」と返ってきて、鬼のような速さで既読をつけた。 すると立て続けに、○○好きなんだよね??(曲の名前)と、届いた。 うん!と返事をした俺に、A子は嬉しい✨と返してくれた。
0039名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/01/24(火) 18:37:09.73ID:3dZn5RlU?2BP(1000) その日、卒業して特にすることもなかったA子と俺は一日中LINEで会話をしていた。 昔の写真を見せあったり、好きな曲について語ったり、話題が尽きることはなかった。 普段学校でできないような話ができ、数時間LINEをしていると、急に相談が来た。 「○○くんに遊びに誘われてるんだけど...」 ○○くんはクラスに2、3人はいるような、いわゆるDQNのような人で、前からA子のことが気にっていたらしい。 が、いつも控えめで静かなA子は、それがとてつもなく怖かったらしい。 俺は困っている人を助けたいという一心で、できる限りの打開方法と、○○が遊べなくなるように自分にできる全てのことを頑張った。 その甲斐もあってか、なんとか誘いを断ることができた。(DQNなだけあってか、かなりしつこかった。)
0044名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/03/04(土) 23:50:36.39ID:uDJEafCi?2BP(1000) スレ落ちてないようなので続き書きます 遅くなってしまって申し訳ございませんorz
0045名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/03/08(水) 00:30:15.69ID:0RlrUg9R?2BP(1000) 俺はその相談の中で一つ、気になっていたことも聞くつもりで、「今好きな人っているの?」と聞いた。 A子は「いるっちゃいる笑」と、曖昧に濁し、それ以上会話は発展することはなかった。 「やっぱりいるよなぁ...」という悲しさと、「もしかして俺のことかもしれない...!!」という淡い希望を持ちながら、相談に乗るのを続け、解決まで持っていくことができた。
0046名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/03/08(水) 00:32:35.58ID:0RlrUg9R?2BP(1000) 高校に入ることとなり、A子と俺は別々のクラスではあるものの、同じ高校に通うようになった。 入学早々A子を探したのだが、なかなか見つからない。 まぁ人数も多いから分からないのも当然かと流し、新生活のスタートを感じていた。 入学式も終わり、その日は下校となったのだが、やはりA子の姿は見当たらない。 急いで帰宅し、A子へ連絡すると、どうやら風邪をひいていたようだった。
0047名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/03/08(水) 00:34:31.31ID:0RlrUg9R?2BP(1000) 心配になりつつも、自分にできることをしなくちゃ!と、そのクラスの人に話しかけ、時間割や行事について聞いて回ったりした。 時間割などを帰ってから連絡してあげると、とても嬉しそうに連絡が返ってきた。 あのA子が喜んでいる。それだけでコミュ障の俺も、知らない人に話しかけ、時間割を聞き出すという試練の対価としては十分だった。
0048名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/03/08(水) 00:37:20.56ID:0RlrUg9R?2BP(1000) 新学期を終え、5月に入った頃、みんなも部活に入り始め、一年生も活気が出てきた。 自分もそろそろ入らなきゃなぁと悩んでいると、A子から吹奏楽部に入らないかと誘いが来た。 俺はピアノを弾いたことがあるものの、人間関係が大変そうなイメージがあった吹奏楽部には、なかなか手が出せないでいた。 卓球部と迷っていたこともあり、視野に入れてみるとだけ返事をし、5月も下旬に差し掛かった。
0049名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/03/08(水) 00:41:57.17ID:0RlrUg9R?2BP(1000) 部活体験をし始め、新たに気づいたことがあった。 A子と帰り道が一緒だ...!! そう。A子と帰り道が一緒なのである。更に。吹奏楽部では男女間の壁はあまりない方である。 もし男子と女子の2人で帰っていても、吹奏楽部だからという理由がまかり通るのである。 卓球部の顧問が苦手だったという理由もあり、結局は吹奏楽部に入ることになった。 吹奏楽部では、自分はサックスを担当することとなり、先輩や同級生、中高一貫のため、後輩ともコミュニケーションを取るようになった。 高校一年生では、仲の良い8人ぐらいのグループが出来、その人たちと集団で帰るようになった。
0050名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/03/08(水) 00:47:18.18ID:0RlrUg9R?2BP(1000) ただここでとても幸福なことが起こる。 その8人(自分も含む)は、駐輪場までの帰路は同じなのだが、駐輪場から道が3つに分かれており、俺が進む道は、A子と俺の2人だけだった。 自転車だった俺は、歩きのA子と一緒に帰るために、自転車を押し、隣を歩いた。 部活の話や、アニメ、ゲーム実況などの話をしながら、A子の家の近くまで送ることが毎日になった。 また、このこともきっかけで、通話で、youtubeのゲーム実況を見ることをするようになった。お互いの好きなことなので、話題探しも必要ないし、同じことで盛り上がれるので、とても幸せな時間だった。そこからほぼ毎日通話するようになり、時は6月上旬となっていった。
0053名無しさん@ログイン中垢版 | 大砲2023/04/08(土) 00:55:47.16ID:euoe6LX+?2BP(1000) 6月上旬になり、毎日通話するようになると、日曜日など、会えない日が出てくるわけです。 俺とA子は、そこからだんだんと寂しいと感じるようになって、休日でも構わずお昼から通話しようということになりました。 相変わらず、ゲーム実況などを見ていたある日、俺は一手を打つことにした。何気ない会話の時、俺はポツリと「最近俺がA子にピッタリな曲を見つけた。」と言いました。 当然A子は気になって、「なになに!?!?」 と興味津々な様子で聞いてきました。俺はヘタレだったので、まだ言える自信はなく、「教えなーい!」とはぐらかしていました。 それでもますます気になったA子は、通話で毎日のようにそのことについて尋ねてくるようになりました。 数日が経ち、言わずにいるのも限界が近づいてきたので、やっとの思いで、いう決心をしました。 A子「結局教えてくれないの...?悲しいなぁ...」 俺「そ、そんなこと言われると...笑」 「しょうがない...」 「スピッツの『仲良し』って曲だよ...!!」 A子「え...」 ここで数分間の沈黙が続き、とても気まずい状況でした。笑 数分後、A子はポツリと呟きました。 (この時俺は、あっ...終わった...と確信してました。笑) A子「ちゃんと言葉で言ってほしいな...///」 俺「え!?!?」 「............好きです。付き合って下さい。」 A子「喜んで♪」 という形で、無事、付き合うことができました。 でも、ここで男として、通話で言うと言うのがなんとも男らしくなかったので、 「ねぇ、明日直接言うね...?」 と、直接言うことにしました。笑 次の日、よく2人だけで行く公園のベンチで、同じことをA子にめっちゃくちゃ緊張しながら伝えました。 無事オーケーを貰った次の瞬間、自分でも驚くことが起きました。 ぎゅっ... 急にA子に抱きしめられました。 あたふたしてる俺を、追い打ちをかけて頬に何か柔らかい感触を感じました。 前を見ると、顔を真っ赤にしてはにかむA子の姿がありました。 という感じで、俺の馴れ初め話は終わりです! 今もずっと仲良く過ごしていて、そろそろ一年経つ頃です。 将来一緒に住んだり、結婚の約束をしちゃうほど、イチャイチャしております。笑 こんな惚気話を聞いていただき、本当にありがとうございました。自分も気持ちの整理ができて、とても気持ちよかったです。質問などあればまたお声掛け下さい!ではまた。